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ローマ皇帝が余生を過ごした宮殿跡に 人々が住み着き発展したクロアチアの街

CREA WEB 7/17(日) 12:01配信

Magnificent View #1020スプリト(クロアチア)

 3世紀末、ローマ皇帝ディオクレティアヌスは余生を静かに過ごすため、アドリア海を望む半島の一角に宮殿を建てた。ローマ帝国が滅亡後、宮殿は廃墟と化したが、7世紀になると、異民族の襲撃を逃れた人々が頑強な城壁に守られた宮殿跡に住み着くようになった。これが、クロアチア第二の都市スプリトの起源だ。

 ディオクレティアヌスの霊廟は大聖堂に、かつての城壁は海岸沿いの住宅街に。街は、もともとあった宮殿を基礎に増築を繰り返し造られたため、古代と中世の建物が混在する独特な雰囲気となった。

 今もその風情は変わらず、古代ローマの宮殿は人々の生活の場として現役で使われている。過去と現在が混在する不思議な街は、ヨーロッパでも有数の日照時間を誇る場所。リゾート地としても人気を集め、連日、港には多くの大型クルーズ船が停泊している。

芹澤和美

最終更新:7/17(日) 12:01

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