ここから本文です

タイを代表するリゾートアイランド プーケット島は個性派ビーチの宝庫!

CREA WEB 7/17(日) 12:01配信

#100 Phuket Islandプーケット島(タイ)
海外旅行デビューはトラブルだらけ!

 この連載もついに100回目! 

 記念すべき回にとっておいたのが、タイのプーケット。わたしの海外旅行デビューのビーチです。

 プーケットへ向かうべく、まずはタイの玄関口バンコクへ。その頃、沢木耕太郎さんの紀行小説『深夜特急』にハマっていた友人と二人でバックパッカーの聖地、カオサンロードで宿探し。エアコンなし&水シャワーの安宿に泊まり、薄暗い部屋の窓から見下ろしたゴチャゴチャした街が、なんと刺激的だったことか。

 とはいえ、旅には不慣れゆえ、街中で地図を広げて迷子になっている女子二人は、まさに“鴨ネギ”。ボートに乗せられ、おカネを巻き上げられ……。でも「困るんです」と訴えたら、一部返金(!? )してくれたりして。

 そんなドタバタのバンコクから、夜行バスでプーケットへ。

 このバスでの移動中もトラブルが発生。ライフルを構えた兵士が車内で犯人探しを繰り広げるなど、かなりハードボイルドな行程を経て、早朝にプーケットにたどり着いた頃には、濃密すぎて、お腹いっぱいになっていました。

 けれど、その朝のさわやかなビーチの空気と、がらんとしたカロンビーチのロータリー、そして見上げたヤシの木々を今でも覚えています。それから続くプーケットでの数日間で、いろんな人と出会い、ビーチの楽しさを知ったことが、今につながっているように思います。

ネオン輝くパトン、ラグジュアリーなバンタオ

 “アンダマン海の真珠”と称されるプーケットは、日本の屋久島とほぼ同じ大きさのタイ最大の島。西海岸にビーチエリアが連続していて、九十九折のような外周道路を走ると、山を越えた先に雰囲気の異なるビーチが現れるといった地形になっています。

 西海岸のうち、いちばん賑やかなのはパトンビーチ。約3キロ続く白砂ビーチに沿って通称“ビーチロード”が走り、内陸に向かって走るバングラ通りは、夜ともなると、バーやクラブのネオンがキラキラ。通りには妖艶なドラァグクイーンの呼び込みも出現し、ナイトライフが花盛り! 

 パトンビーチから南下したカロンビーチは、ヨーロピアンに人気のビーチ。こちらは歩くと、きゅっきゅっと音がする鳴き砂です。

 はじめてのプーケット旅行ではこのビーチに滞在したのですが、30年近く前から円筒形の現ヒルトン・プーケット・アルカディア・リゾート&スパはアイコン的存在です。

 カロンビーチから南下したカタビーチは岬を挟んで、カタ・ノイとカタ・ヤイの2つのビーチに分かれ、どちらも比較的空いている穴場。旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』のユーザー投票「2016トラベラーズチョイス」アジアビーチ部門で第3位に選ばれてもいます。

 同じランキングで第6位に入ったのが、もうひとつ山を越えたナイハーンビーチ。白いヨットやボートが浮かんだ緩やかな弧を描く入り江で、サンセットの名所でもあります。

 また、プーケットきっての豪華リゾートエリアといえば、バンタオビーチ。人工ラグーンの周囲に、施設を取り揃えたデラックスホテルやゴルフコース、ショッピングモールなどが点在し、シャトルバスやボートが巡回しています。のんびりとリゾートライフを送りたい人にオススメなのが、このビーチ。

1/2ページ

最終更新:7/17(日) 12:01

CREA WEB

記事提供社からのご案内(外部サイト)

CREA

文藝春秋

2016年12月号
11月7日発売

定価780円(税込)

おいしいもの、買いたいものいろいろ
贈りものバイブル

毎日使いたいベストコスメ発表!
村上春樹「東京するめクラブ」より熊本再訪のご報告

ほか

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。