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ラグビー界のレジェンドが注目するエディー前HCの“2つの顔”

THE ANSWER 7/18(月) 22:22配信

トップに立つ人物として重要な二面性?

 昨年列島を熱狂させたラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会。近年、世界の舞台で長年勝つことができなかった日本代表を立て直したのは当時ヘッドコーチ(HC)だったエディー・ジョーンズ氏であることは誰もが知るところだが、エディー氏はW杯後にラグビーの発祥の地イングランド代表の監督に就任した。

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 母国開催のW杯で1次リーグ敗退に終わったチームの立て直しを図っている真っ最中だが、かつてのレジェンドの目には、エディー氏のチームマネジメントはどのように映っているのだろうか。

 英紙「デイリー・テレグラフ」電子版のインタビューに答えたのは、2003年W杯の優勝メンバーであるジョニー・ウィルキンソン氏だ。正確無比なキックはW杯の舞台で猛威を振るい、準決勝のフランス戦ではチームの28得点中23得点を叩き出し、オーストラリアとの決勝戦でも終了間際に逆転のドロップゴールを決めるなど勝負強さが目立った。キック前のルーティンは日本代表FB五郎丸歩も参考にしたという逸話もある名キッカーである。

 ウィルキンソン氏はエディー氏の指揮官としての“2つの顔”に注目しているという。

ウィルキンソン氏「2つの違う人間性が存在している」

「エディーはグループの雰囲気作りに関して、信じられないほどのインテリジェンスを持っているんだ。そして彼は彼自身が求めているものを正確に把握している。チームは素晴らしい才能のプレーヤーがいる中で、2つの違う人間性が存在している。エディーは全員に対して偉大な気分を持たせるようにマネジメントしつつも、残忍になって首を切ることもできるんだ」

 日本代表時代もそうだったように、エディー氏は選手一人ひとり鼓舞して強い団結力を生む術に長けている。その一方で早朝からのアーリーワークを厳命するなど、強烈なハードトレーニングを課して心を鬼にする一面があった。究極の“アメとムチ”の使い分けによってチームを鍛え上げているのは間違いない。

 就任直後に「シックス・ネーションズ」で全勝優勝に導くなど“エディー効果”は早くも表れつつある。度量の広さを見せる笑顔の一方で冷酷な軍曹のようなメンタルを持つオーストラリア人指揮官の二面性は、トップに立つ人間として大事な資質となっているのかもしれない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/18(月) 22:22

THE ANSWER

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