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全米で話題沸騰の「ポケモンGO」とは何か?

ローリングストーン日本版 7/18(月) 12:30配信

ゲームの世界を部屋から屋外へ持ち出した「ポケモンGO」とは?

2016年7月第2週の週末、アメリカでは街のあちらこちらでスマホの画面を見ながらうろつく人々の姿を見かけた方も多いだろう。街を初めて訪れた旅行者が、スマホの地図で次の目的地を確認しながら歩いているように見えたかもしれない。きっと「いつもより観光客が多いな」程度にしか思わなかったかもしれない。もちろん、「Pokémon Go(以下、ポケモンGO)」をプレーしている当の本人たちは自分たちが何をやっているかをしっかり把握しているはずである。



2016年7月6日(現地時間)に市場投入されて以降、ポケモンGOのアプリダウンロード数はAndroid 端末でTinder(位置情報を利用したデートアプリ)を抜き、日別のモバイルユーザー数でTwitterを追い越そうという勢いである。アプリのリリースから1週間ほど経った時点で既に、ゲーム中にスケボーから投げ出されたり、少女が死体を発見してしまったり、ティーンエイジャーがアプリを悪用して強盗を働いたりと、アプリにかかわるハプニングや事件も発生している。そんなポケモンGOとはいったい何モノだろうか?

従来のポケモン・ゲームとの大きな違いは?

技術的に言えば、位置情報サービスを利用し、現実世界を舞台とした無料のマルチプレーヤー・オンライン・モバイルゲームである。リアルとバーチャルを行き来しながら楽しめるアプリで、独自のウェアラブル技術も搭載されている。

しかしベースはあくまでも20年前からある「ポケモン」シリーズの一環である。ポケモンのキャラクターを見つけて捕らえ、育てたりバトルしながらゲームを進める。従来のポケモン・ゲームとの大きな違いは、ポケモンGOでは画面を飛び出してリアルな世界をゲームの中に取り込んだ点にある。スマホのGPSセンサーがプレーヤーの現在地を把握し、リアル世界のGoogleマップをメインのゲームボードとして利用する。プレーヤーの動きに合わせてゲーム内の自分のキャラクターも動き、「PokéStops(ポケストップ)」と呼ばれるイベントやモノが、リアル世界の特定場所とリンクする。ポケストップでアイテムを入手したりすためには、リアル世界でその場所を実際に訪れる必要がある。スマホの画面はゲームのビューファインダーとして、リアル世界とバーチャルなゲームの世界をミックスして表示される。ポケモンGOは、リアルとバーチャルの境目を取り払った世界を作り出している。

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最終更新:7/18(月) 12:30

ローリングストーン日本版

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