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ツール・ド・フランス第16ステージは写真判定でサガンが区間3勝目!

CYCLE SPORTS.jp 7/19(火) 12:32配信

カンチェッラーラは故郷ベルンで有終の美を飾れず

第103回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)は、7月18日にモワラン・ザン・モンターニュからスイスの首都ベルンまでの209kmで平坦区間の第16ステージを競い、最後は集団ゴールスプリントになり、写真判定でマイヨ・ベールのペーテル・サガン(ティンコフ)がアレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)を下して今大会区間3勝目を上げた。

マイヨ・ジョーヌは英国のクリストファー・フルーム(スカイ)が守った。

第16ステージはスイス国境を越え、首都ベルンにゴールするステージで、様々な思いを抱いた選手たちが区間優勝を狙っていた。今季いっぱいで引退すると表明しているスイスのファビアン・カンチェッラーラ(トレック・セガフレード)にとって、ベルンは生まれ故郷であり、区間優勝して有終の美を飾りたいという思いは強かった。

しかし、マイヨ・ベールを着た世界チャンピオンのサガンにも、この日はどうしても勝ちたい理由があった。ベルンのゴールには、故郷スロバキアから大応援団がやって来ていて、祖国の英雄の活躍を楽しみにしていたのだ。そしてそこには、彼の妻の姿もあった。

ベルン出身のカンチェッラーラへの贈り物のように、残り2km地点に設定されていた石畳の坂で飛び出したのはベルギーのセプ・バンマルク(ロトNL・ユンボ)だったが、スプリンターたちを出し抜くことはできなかった。

最後は集団ゴールスプリントになり、アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)とマイヨ・ベールのサガンがフィニッシュラインで差し合い、写真判定の結果、サガンに軍配が上がった。

この日170kmをチームデュオで逃げ続けたアラフィリップとマルティンは、2人揃って敢闘賞を受賞し、表彰台に上がった。敢闘賞を1ステージで2人の選手が受賞するのは異例で、ツール史上初めてのことだった。

■第16ステージ結果[7月18日/モワラン・ザン・モンターニュ~ベルン(スイス)/209km]
1 ペーテル・サガン(ティンコフ/スロバキア)4時間26分02秒
2 アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ/ノルウェー)
3 ゾンドルホルスト・エンガー(IAM/ノルウェー)
4 ジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・アルペシン/ドイツ)
5 マイケル・マシューズ(オリカ・バイクエクスチェンジ/オーストラリア)
6 ファビアン・カンチェッラーラ(トレック・セガフレード/スイス)
7 セプ・バンマルク(ロトNL・ユンボ/ベルギー)
8 マキシミリアーノ・リチェセ(エティックス・クイックステップ/アルゼンチン)
9 エドワルド・ボアソンハーゲン(ディメンションデータ/ノルウェー)
10 グレッグ・バンアーベルマート(BMC/ベルギー)
11 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター/スペイン)
13 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)
14 クリストファー・フルーム(スカイ/英国)
120 新城幸也(ランプレ・メリダ/日本)+2分54秒

■第16ステージまでの総合成績
1 クリストファー・フルーム(スカイ/英国)72時間40分38秒
2 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)+1分47秒
3 アダム・イエーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ/英国)+2分45秒
4 ナイロ・キンタナ(モビスター/コロンビア)+2分59秒
5 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター/スペイン)+3分17秒
6 ロマン・バルデ(AG2R・ラモンディアル/フランス)+4分04秒
7 リッチー・ポート(BMC/オーストラリア)+4分27秒
8 ティージェイ・バンガルデレン(BMC/米国)+4分47秒
9 ダニエル・マーティン(エティックス・クイックステップ/アイルランド)+5分03秒
10 ファビオ・アルー(アスタナ/イタリア)+5分16秒
130 新城幸也(ランプレ・メリダ/日本)+2時間37分07秒

[各賞]
■ポイント賞(マイヨ・ベール):ペーテル・サガン(ティンコフ/スロバキア)
■山岳賞(マイヨ・アポワ):ラファウ・マイカ(ティンコフ/ポーランド)
■新人賞(マイヨ・ブラン):アダム・イエーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ/英国)
■チーム成績(黄ゼッケン):モビスターチーム(スペイン)
■敢闘賞(赤ゼッケン):ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ/フランス)&トニー・マルティン(エティックス・クイックステップ/ドイツ)

最終更新:7/19(火) 12:32

CYCLE SPORTS.jp

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