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ミラン本田は「情熱を持っていない」 伊紙が“左利きのファンタジア”としてスペイン人MF絶賛

Football ZONE web 7/19(火) 9:28配信

ボルドー戦2得点で評価急上昇のスソ モンテッラ監督も移籍凍結を指示

 ACミランの元U-21スペイン代表MFスソは、今季初の対外試合となる仏強豪ボルドー戦で2得点を決める活躍を見せ2-1の勝利に貢献した。昨季は出番がなく、期限付き移籍先のジェノアで開花、6得点と爆発したレフティーを、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は信頼。フロントに「放出してはならない」と移籍凍結を命じたという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「スソとベルトラッチ、モンテッラ監督へメッセージ」と報じている。

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 スソは15年1月にリバプールから加入した。卓越したテクニックと破壊力抜群の左足を誇るものの、ミランでは同じ左利きの日本代表MF本田圭佑の後塵を拝し、レギュラーの座を手にすることができなかった。だが、1月にジェノアに移籍すると、その才能を遺憾なく発揮する。

 先発15試合で6得点2アシスト。そのゴールの大半がゴラッソと呼ぶべき豪快なシュートだった。それでも今季もミランの放出要員という立ち位置だったが、ボルドー戦でスソは2ゴールの活躍を見せ、モンテッラ監督の信頼をあっさりと勝ち取った。記事では、次のように評されている

「ジェノアからミランに戻ったスソはボルドー戦で2ゴールを決め、ミランでの信頼を獲得した。モンテッラ監督は、放出してはならないと要求した。すべてのチームに、特にジェノアだが、監督は放出不可能と指定した。他の選手を探すように要求している。今週の初めには放出されそうだったスソは、今やミランの将来をかける選手となった」

 スソに対しては、スペイン1部のベティス、ジェノアなどが獲得を申し出ており、ミランから再び放出される可能性があったが、この日の躍動によって立場を一変させたようだ。

4-3-3の右サイドでスソが躍動

 昨季1得点3アシストの本田は、このボルドー戦の遠征メンバーから外れていた。「クビにされても仕方ない結果」と不甲斐なさを明らかにしていた背番号10は、同じレフティーのスソ台頭により、立場を一気に悪化させているのは間違いない。

「ボルドーの試合後、モンテッラ監督から称賛された。数日前から価値を高めるべき選手と確信した監督は、最初のテストマッチで起用した。ミランの4-3-3の右サイドで起用し、左利きのファンタジア(創造性の)あるプレイヤーとして価値を見せた。他に、これほど繊細な左利きのプレイヤーはいない」

 ミランで本田が「持っていない」と一貫して評価されてきたファンタジアの持ち主とされたスソ。そのテクニックは「繊細」と表現され、同じ左利きの本田との差を際立たせている。

「本田は左利きだが、それほど情熱を持っていないようだ」

 昨季は黒子役として攻守に奮闘してきた本田だが、攻撃センスが期待される左利きのアタッカーとしては魅力に欠けると、記事では指摘されている。公平に選手を評価すると宣言していたモンテッラ監督もスソの才能を高く評価しており、移籍確率70%とイタリア地元紙に評価されていた本田は、さらに苦しい立場に追い込まれた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/19(火) 9:28

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