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中国で悲劇的な重傷を負ったセネガル代表FW 「これも人生だ」と謝罪に来た相手DFをかばう

Football ZONE web 7/19(火) 12:40配信

上海ダービーで左足の脛骨と腓骨を骨折したデンバ・バ

 中国で衝撃的な負傷に見舞われた上海申花のセネガル代表FWデンバ・バが、自身のキャリアを終焉に追い込みかねない重傷にもかかわらず、スポーツマンシップに溢れる行動と言動を見せているという。中国メディア「sport.sina」が報じている。

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 17日の上海上港とのゲームに先発出場したデンバ・バは、後半18分に悲劇に見舞われた。スルーパスに抜け出そうとしたところで、ボールと関係ないところで相手DFに足を引っかけられた上に、荒れた芝にスパイクが引っ掛かり脛のあたりに全ての力がかかってしまった。宙に浮かんで倒れ込む前の空中にある段階で、膝から下があり得ない方向に曲がっていた。倒れ込んだデンバ・バは、即座に交代となった。

 そのまま病院に搬送されたデンバ・バは、処置が終わった後の第一声でこう尋ねたという。

「僕らはゲームに勝ったのか?」

 上海申花側はリーグに対して、デンバ・バを負傷させた相手DFスン・シャンになんらかのペナルティーを要求しているというが、「これも人生だ。僕を蹴った選手を責めないでくれ」と、相手選手をかばったという。

病室へ謝罪に訪れたスン・シャンと握手

 その一方で、シャンも病室を訪れて謝罪をしたが、デンバ・バは握手してそれを受け入れ、シャンにこう声をかけたという。

「全ては終わったこと。人生とはこういうものさ」

 病室には上海市の副市長と市長代理の秘書も見舞いに駆けつけたという。左足の脛骨と腓骨の双方を骨折する重傷には確実に手術が必要だが、それを上海で行うかフランスで行うかの決断を、デンバ・バは近日中にしなければならないとも報じられた。

 チームのグレゴリオ・マンサーノ監督が「キャリアが終わり得る」とまで語った大重傷から、デンバ・バは復活することができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/19(火) 12:40

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