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バロテッリの中国移籍は「正しい選択とは思えない」 悪童復活を信じるピルロが“欧州残留”を願う

Football ZONE web 7/19(火) 21:20配信

イタリアの“マエストロ”が「全てにおいて世界トップクラス」とバロテッリを絶賛

 イタリアが生んだマエストロが、“悪童”の中国行きにストップを提言している。アメリカMLSのニューヨークシティFCに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、リバプールから戦力外と見なされている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」で「全てにおいて世界トップクラス」と絶賛した上で、「もう時間を無駄にすることはできないはずだ」と語っている。

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 ピルロとバロテッリは、メジャーな国際大会では2012年の欧州選手権(EURO)と14年のブラジル・ワールドカップをイタリア代表の一員としてともに戦っている。特に12年のEUROでは、中盤のコンダクターとエースストライカーの関係を築き、チームを準優勝に導いた。その記憶を辿りつつ、ピルロはバロテッリについて言葉をつないだ。

「僕はマリオに大きな愛情を感じてきたよ。代表で一緒にプレーしている時も、どんなプレーをしたいのか、何を考えているのか常にコミュニケーションを取ってきた。僕は多くの素晴らしい選手とプレーしてきたけど、マリオは全てを持ち得ている選手だと言うことができる。全てにおいて世界トップクラスだとね。ただし、もう時間を無駄にすることはできないはずだ」

 アメリカに渡ったマエストロは、バロテッリが今もワールドクラスのFWであることを信じて疑っていない。そして、彼の行く先についても心配していると話している。

「この2シーズンをしっかりと過ごせば…」

「ビッグクラブを渡り歩いてきたからこそ、彼が25歳の選手だということを忘れてはいけない。注意深く次のチームを選ぶべきだ。中国のクラブと話していると聞いたけれども、彼らのことをリスペクトはするが、マリオにとって正しいリーグ、選択だとは思えない。この2シーズンほどをしっかりと過ごせば、27歳か28歳の段階でビッグクラブに戻れるんだ。今、僕は直接マリオにアドバイスはできないし、すべては彼の手に委ねられているのだけどもね」

 今季からセリエAに昇格するクロトーネへの移籍交渉が破談に終わった際に、クロトーネ会長がバロテッリが中国に行く可能性が高いことを暴露してしまっていた。そうした報道を目にしたのか、ピルロは中国行きを考え直すように提言している。そして、我慢のシーズンを2年間ほど過ごせば、再びビッグクラブに返り咲けると太鼓判を押している。

 ピッチ外での素行の問題や、一昨季、昨季と2シーズン連続でリーグ戦1ゴールという衝撃的な不発に終わったことから評判が地に落ちた感のあるバロテッリだが、ピルロはまだ25歳の選手だということを強調している。潜在能力は世界トップクラスと10年近くに渡って言われ続けているバロテッリは、母国のマエストロの言葉に耳を傾けて我慢の時期を過ごすことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/19(火) 21:20

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