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年収10万ドル以上 意外な11の職種リスト

Forbes JAPAN 7/19(火) 7:00配信

米キャリア情報サイトのグラスドア(Glasdoor.com)は最近、年収10万ドル(約1,060万円)以上の職種についての小規模な調査結果を発表。年収10万ドルというと、企業法務専門の弁護士や経営幹部、外科医や株のブローカーなどを思い浮かべがちだが、中には意外な仕事もあるようだ。



グラスドアの調査結果は以下のとおり。

1.特別捜査官 年収中央値:12万5,000ドル(約1,323万円)
2.航空機パイロット 年収中央値:13万4,000ドル(約1,419万円)
3.地方営業部門の幹部 年収中央値:10万3,500ドル(約1,096万円)
4.ナース・プラクティショナー(上級看護師) 年収中央値:10万1,600ドル(約1,076万円)
5.貯留層技術者 年収中央値:14万3,000ドル(約1,514万円)
6.歯科医 年収中央値:12万9,968ドル(約1,376万円)
7.株式調査部員  年収中央値:10万ドル(約1,060万円)
8.地球物理学者 年収中央値:11万9,380ドル(約1,264万円)
9.医師助手 年収中央値:10万0,392ドル(約1,063万円)
10.掘削技師 年収中央値:11万6,500ドル(約1,233万円)
11.ソフトウェア設計者 年収中央値:13万9,000ドル(約1,472万円)

グラスドアは、過去2年にわたってアメリカを拠点に働く従業員から提供された、少なくとも60件の年収データを基にリストを作成。同社のスタッフがデータの見直しや確認を行った。さらに似たような職種はまとめ、全国平均だけを考慮に入れた。「警察官や海でのライフガードが10万ドル以上の年収を得ているというケースもあった。だがそれは全国平均ではなく限られたケースで、多くの場合は組織内でかなり上のポジションの人物だ」と、グラスドアのスコット・ドブロスキ代表は言う。

航空機パイロットは、年収中央値が13万4,000ドル。「責任が大きい仕事は収入も多い」とドブロスキは言う。パイロットになるには大学の学位取得者が望ましい(あるいは必須)とされ、特別な訓練とライセンスの取得が必要になる。

意外だったのは、警察または民間企業で働く特別捜査官。ドブロスキはこれについて「高リスクできわめて専門的、責任も重い仕事だ。複雑な職務も多く、特別な訓練を伴う。誰もが特別捜査官になれる訳ではない」と分析する。

同リストの中で最も高い年収を獲得できる可能性があるのは、ソフトウェア設計者と貯留層技術者。ソフトウェアの設計に必要な専門スキルは需要が高く、供給が追いつかない状態。そのため報酬も押し上げられている。

貯留層技術者は、地下の石油・天然ガス貯留層を見つけ、それを地表に回収する仕事。専門的な分野で、化学工学の学位が必要だ。

歯科医がリスト入りしているのは当然だと思う人もいるかもしれない。だが歯科医の仕事については誤解があるとドブロスキは言う。「歯科医と医師助手をリストに入れたのは、固定観念を打破するため。実はいずれの職種も、医大に行く必要はない。幾つかの特別な訓練を受ける必要があるし、数年間は高等教育を受ける必要がある。それでも、医大に行くほど大変ではないのだ」

グラスドアでは仕事、企業と給与に関するデータを収集しており、これまでに世界各地の58万企業から約1,300万件のリポートを入手してきた。毎月およそ3,100万人のビジターが同サイトを訪れている。

Karsten Strauss

最終更新:7/19(火) 7:00

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