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小・中学生が作った「凄いアプリ」5選

R25 7/20(水) 7:00配信

2020年度より、政府によって義務教育で必修化する方針で検討が始まった「プログラミング教育」。これに先駆けて、近年、子どもたちにプログラム作成を学ばせるイベントが活発的に行われている。

そんな子どものプログラミング教育の国内最大手が、IT技術やデザインを学べるスクール「Life is Tech!(ライフ イズ テック)」だ。すでに多くの小学生~高校生が参加し、スマホアプリ開発コースでは100以上ものアプリがリリースされ、のべ30万ダウンロードを記録している。

運営元のライフイズテック広報担当亀田奈津子さんによると、スクールが開催されるたびに大人顔負けのアプリが作られるそう。そこで、同スクールで小中学生が実際に制作したアプリのなかから、特に人気のあった5つを、“開発の裏側”とともに紹介してもらった。

●計算を解いてモンスターを撃破!「計算RPG」

開発者:小原凱也さん(当時小学6年生)

DL数:1万以上

【アプリ概要】

リリース直後、小学6年生がスマホアプリを開発したことが、当時(2012年)に話題になったゲーム性のある計算アプリ。出題される計算問題を解くことで、モンスターを倒していくギミックを採用している。モンスターを倒すことでお金や経験値を獲得するロールプレイングゲームを楽しみながら、結果的に計算力を高めることを目的にしている。

【開発の裏側】

ゲーム好きの小原さんは「いつか自分でゲームを作りたい」という気持ちがあり、父親の勧めからアプリ開発を始めたという。どうすれば自分の苦手な計算を克服できるかを考え、このアイデアを思いついたそうだ。

●小学生ならではのアイデア!「席替え!楽!楽!」

開発者:長滝谷晋司さん(当時小学6年生)

DL数:1万以上

【アプリ概要】

発想が実に小学生らしい席替えアプリ。人数を指定すると、その数に応じてランダムに席順を割り振る。通常の教室だけでなく、6人掛けの図工室、3人掛け3列の教室、円形のテーブルなどにも対応しているのは、当事者ならではのアイデアだろう。

【開発の裏側】

長滝谷さんのクラスでは席替えのたびにもめていたことから、このアプリのアイデアを思いついたという。自分たちが困っている問題を解決するだけでなく、アプリが先生の助けにもなるという発想に、長滝谷さんの優しさが見える。

●海外での食物アレルギーを回避する「allergy(アレジ―)」開発者:中馬慎之祐さん(当時小学6年生)

DL数:900以上

【アプリ概要】

食物アレルギーを持った人が、海外旅行先などで注文した料理に自分のアレルゲン(そのアレルギー症状を引き起こす原因となるもの)が含まれているかどうか、店員に確かめることをサポートするアプリ。卵や乳製品、小麦など自分のアレルゲンを選んだ後、どの言語で説明するかを選択すると、料理にそのアレルゲンが含まれているかどうかを質問が表示される。日本語や英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語など9言語に対応。

【開発の裏側】

開発した中馬さんは、卵アレルギーを持っている。フランス旅行に行った時、説明に苦労したことから思いついたそうだ。アラビア語に対応した時には、アレルギーだけでなく宗教的に食べられないものなど、アプリ開発を通じて学ぶことも多かったようだ。

●ビジネスマンが使える本格派「見えるプレゼンタイマー」開発者:角南萌さん(当時中学2年生)

DL数:10万以上

【アプリ概要】

プレゼンタイマーアプリといえば、単に残り時間をカウントするものがほとんどだが、同アプリではあらかじめプレゼン内容とその時間配分を設定することで、現在どの内容を話していなければいけないかが、円グラフで表示される。これによって、発表者は話す内容に合った残り時間を把握できるのが特徴だ。

【開発の裏側】

アプリは、角南さんが学校の授業でプレゼンを行った時、うまくいかなかった経験をもとに作成された。シンプルながら実用的な機能が受け入れられ、10万ダウンロードを記録したヒット作となっている。

●高齢者の服薬忘れ防止に!「お薬のじかん」開発者:福井一玄さん(当時中学2年生)

DL数:5000以上

【アプリ概要】

薬の服用時間をアラームで知らせ、飲み忘れを防止するアプリ。高齢者に使いやすいようデザインをなるべくシンプルにし、詳しい説明がなくても使えるようにしたところが最大の工夫だそう。また、送信先を設定しておき、薬を服用した際に「飲んだ」ボタンを押すと、そのつどメールで家族に知らせる機能もある。

【開発の裏側】

どんなアプリを作るか悩んでいた福井さんに、スタッフが身近なところに問題がないか聞いたところ、複数の種類の薬を服用する祖母が思い浮かんだことがきっかけで、このアプリが誕生したそうだ。

いずれも小学生や中学生が自らアイデアを考え、開発したものとは思えないクオリティ。これらのアプリが生み出された「Life is Tech!」は、7月末~8月末にかけて「ITプログラミングサマーキャンプ」を開催予定。次はどんな発想のアプリが出てくるのか、非常に楽しみだ。

(杉山大祐/ノオト)

【関連リンク】

Life is Tech!

https://life-is-tech.com/


(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:7/20(水) 7:00

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