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4歳半で起業、CEO歴7年──11歳の少女の経営者人生

GQ JAPAN 7/20(水) 20:21配信

4歳半で自家製レモネードを開発、製造、販売する会社を起業した少女、ミカイラ。いまやスターバックスまでもが業務提携先となった会社は、いかにして経営されてきたのだろうか。

【オバマ大統領と抱き合うミカイラの写真はこちらから】

「大統領を退任したら、ミカイラに雇ってもらおうかな」──。

バラク・オバマ大統領が、自分の腰ほどまでしかない背丈の少女とハグを交わした後、こう述べた。少女の名前はミカイラ・ウルマー(11)。肩書きは、Me & the Beesの創業者 兼 CEO、蜂アンバサダー、教育者、小学生、だ。

なぜオバマ大統領はミカイラをホワイトハウスに招聘し、彼女を褒め讃えたのだろうか。

ミカイラとの出会い

6月末に南アフリカ共和国で米IT企業のデルが開催した女性起業家向けのイベント「Dell Women Entrepreneur」でのこと。イベントでは地元の起業家にアドバイスするワークショップが開かれており、筆者はその模様を取材していた。

筆者の隣に偶然座った少女が、針金アートの制作して販売する40代の地元の起業家に「スケールを出したいなら、セット販売したらどう?買ってくれた人に余った製品と名刺をつければ、口コミで広がるわね」とアドバイスしていた。

大人顔負けの口ぶりに驚いた筆者は、少女に名前を訊ねた。大きな目の少女は「ミカイラ。レモネードを作るMe & the Beesの創業者でCEOよ」と名乗った。

ミカイラは、最年少でイベントに参加していた起業家だった。米国では10代で起業する子どもは決して珍しくないが、ミカイラが起業したのは4歳半。以来7年にわたり経営者を務めてきた。

きっかけはハチとレモネード、そして曽祖母だ。4歳のときにハチに刺されたことから、ハチという生き物について子どもながらに調べ始めていた。さらに同時期には両親の勧めで子ども向けビジネスコンテストの「ナショナル・レモネード・デイ」に参加。その際、遠方の曽祖母が送ってくれたレモネードのレシピをヒントに、砂糖の代わりに蜂蜜を使うレモネードを考案した。

そうやって生まれたのが「Bee Sweet Lemonade」だ。デルのイベントでステージに立ったミカイラは、「ほかの子ども達、とくに女の子が起業することを勇気づけたいんです。バカにする人がいるかもしれないけれど、勇気を出して。子どもの起業を支援する組織に助けを求めたりして、必ず実現してほしいんです」と呼びかけた。

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最終更新:7/20(水) 22:56

GQ JAPAN

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