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宿敵の壁を越えた心温まる物語 アーセナルサポーターがトットナムサポーターの命を救う

Football ZONE web 7/19(火) 23:55配信

アーセナルサポーターが友人のトットナムサポーターに腎臓を提供

 サッカー界でも有数の宿敵関係にあるアーセナルとトットナムの間に、感動を呼ぶ物語が生まれた。アーセナルサポーターのダニー・リードさんが、腎臓に重い疾患を患っていた親友のティム・リードさんを救うべく、腎臓提供を申し出て無事に移植手術が成功したと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

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 アーセナルとトットナムによる「ノースロンドン・ダービー」は、プレミアリーグに止まらず、世界的に見ても長い歴史を誇る熱狂的なダービーマッチだ。ピッチ内では退場処分も厭わぬほどの激しいプレーが繰り広げられ、ピッチ外ではサポーター同士による殴り合いなどの事例も数多くあり、両チームの選手、サポーターは宿敵という表現にふさわしい間柄として知られている。

 手術を終えたティムさんは、facebookで「君は汚いグーナー(アーセナルサポーターの愛称)だけど、親友と呼べることを誇りに思っているよ!」と冗談交じりのコメントとともに、ダニーさんと力強く握手を交わす写真を投稿した。

「君は本物のヒーローさ」

「彼が僕と、僕の家族のためにしてくれた正義の行いに言葉が出ない。彼は僕に2度目の人生を歩むチャンスを与えてくれた。自身の命にかかるリスクを顧みず、ためらいなしに腎臓を提供してくれたんだ。本物のヒーローさ。僕に示してくれた勇気ある行動は、全ての人々から称賛を受けるに値することだ」

 宿敵同士のチームを応援し続ける限り、親友と言えども、フットボールの世界で分かり合える日が来ることはないのかもしれない。それでもスタジアムを離れれば、二人の間には確かな友情が存在する。固い絆で結ばれた“永遠のライバル”は、これからもダービーマッチのたびに愛するクラブの勝利を願って、熱い時間を過ごしていくはずだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/19(火) 23:55

Football ZONE web

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