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アスリート目指す子どもにも最適 「一番栄養が詰まった食材」見分けるには?

THE ANSWER 7/20(水) 14:30配信

「四季があること」のメリットとは

 日本食といえば、春夏秋冬の四季折々で楽しめる様々な食材が並ぶ。いわゆる『旬』と呼ばれる食材の数々は、子どもの健康な体づくりにも有効活用できるようだ。

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 日本列島は東西南北に伸びて、なおかつ海と山に囲まれた地形となっているため、それぞれの地域に根付いた食材が多い。それを生かした郷土料理も多く、飽きることなく食事を楽しめる。なおかつ季節によって変化する旬の食材は、様々な点でメリットがあるという。

 サッカーJリーグの横浜F・マリノス、ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツで栄養アドバイザーを務める橋本玲子さんは「日本人は『四季がある』ということを当たり前にとらえすぎていて、他の国と比べた際のメリットを感じていないのかもしれません」と切り出した。

「例えばシンガポールなどの赤道直下の国になると、食べられるお魚が1年中同じ、ということは珍しくありません。一方で日本は季節によってバラエティーに富んだ食材が手に入ります。その中でも昔から言われている『旬のものを食べましょう』というのは、理にかなっているのです。

 旬の食材はその時期に多く出回りますし、その食材自体にも豊富な栄養素が含まれているのです。代表的なもので言えば、春と秋の2度、旬がある『初ガツオ』と『戻りガツオ』は、春にタンパク質が多くサッパリとした味わいで、秋になると脂がのるので濃厚な味わいが楽しめるんですよ。」

何でも手に入る反面、「一番栄養が詰まった食材」を見逃しがち

 ビニールハウスでの栽培や物流が発達したことによって、コンビニやスーパーで1年中手にできる食材も多くなってきた。

 ただ橋本さんは「便利になりすぎた分、好きな食材だけを買いがちで、その時期に一番栄養が詰まった食材を見逃しているお母さんが多くなっていると感じます」と指摘し、こう続けた。

「セミナーではよく『スーパーに行った時に目の付く所にたくさん置いてあるものが“旬”のもので、安くて体にもいいんですよ』とアドバイスをしています。旬の食材を上手く利用すれば、面倒なカロリー計算をしなくてもバランスのとれた食事が整えられるんですよ」

 ネットで検索すれば、その時期の『旬』の食材をすぐ知ることができる。月ごとに食材をリサーチしておくことで、アスリートを目指す子供たちの身体を育む手助けとなるはずだ。

◇橋本玲子(はしもと・れいこ)
株式会社Food Connection 代表取締役。管理栄養士、公認スポーツ栄養士。
Jリーグ「横浜F・マリノス」や、ラグビートップリーグ「パナソニック ワイルドナイツ」の栄養アドバイザー。2006年トリノオリンピックでは、フリースタイルスキー上村愛子選手を日清オイリオグループ株式会社と共にサポート。トップアスリートから未来のアスリートを目指すジュニア世代とその保護者まで、幅広いターゲットに対し、より強く、より健康になるためのメニュー提案、栄養セミナー、栄養カウンセリングなどを行っている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/20(水) 16:28

THE ANSWER

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