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Lead、結成15年控え再ブレイク中 本格的ダンスナンバーで評価高まる

リアルサウンド 7/20(水) 7:00配信

 1990年代から2000年代前半、ダンスボーカルグループが次々にデビューしていたように思う。例えば、SPEED、DA PUMP、Folder5、w-inds…など、今もなお活躍しているグループは少なくない。その中の1組として13歳~17歳という若さでデビューし、一躍有名になったダンスボーカルグループがあった。「Lead」である。そのLeadが昨今再ブレイクしている。すっかり大人の男性に成長した彼らには、もはやあどけない表情はなく、レベルの高い歌唱力とダンスが売りの実力派グループへと進化したのである。

 現在、Leadのメンバーは3名。メンバーについて少し見てみよう。

■鍵本輝

 これまで『太陽と海の教室』(フジテレビ系)、『スイッチガール!!2』(フジテレビTWO)、『ぶっせん』(TBS系)と3本のテレビドラマに出演し、俳優としても活躍している鍵本。メンバーの中でも高い歌唱力を誇り、2016年3月には初のソロライブ『Enterprise』を行なっている。容姿端麗かつ高い歌唱力を持っているとあり、一見“正統派”に見える。しかし、「トークでファンから笑いを取る」「ブログに載せている私服のセンスが謎」という一面も持っており、ファンの間では「残念なイケメン」と称されることもある愛されキャラだ。

■谷内伸也

 ややハスキーな声を活かし、主にRAPを担当している谷内。以前はリードボーカルを務めることが多かったが、最近ではダンスをしながらRAPをすることも多く、RAPパートの作詞も手掛けるなどして才能を発揮している。さらに、日々筋トレに励んでいるというだけあり、ダンスの安定感も抜群だ。RAPをしながらメンバーとダンスをシンクロさせる場面もよく見られ、器用さが際立っている。

■古屋敬多

 Leadのダンスリーダーとして様々な楽曲の振り付けを行なっている古屋。そのダンスは各所から評価されており、同じ事務所の先輩でもある三浦大知から「振付師のクセやニュアンスを盗むのがすごくうまい」(『PATi PATi』2012年1月号より)とコメントされている。また、役者のセリフが一切なく、ダンスやアクションのみの舞台『SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う』上演後の「アフタートーク」では、演出の宮本亜門から「シザーハンズのような、ティム・バートンの世界観をオシャレに面白く表現できる」とも評されるほどの実力の持ち主である。

 歌とダンスだけではなく、幅広い才能を活かして活動の幅を広げているLead。しかし、順風満帆に見えるその影で、彼らは大きな困難を乗り越えてきているのだ。

 2002年6月にLeadを結成し、7月に『真夏のMagic』でデビューを果たした彼ら。その後は一気に軌道に乗り、2ndシングル『“Show me the way”』で日本レコード大賞新人賞を受賞、6thシングル『Night Deluxe』、8thシングル『あたらしい季節へ』で日本レコード大賞金賞を受賞している。しかし、徐々にテレビの出演も少なくなり、我慢の時期に突入する。そんな中、メンバーの鍵本がテレビドラマ『太陽と海の教室』への出演が決定し、グループに勢いが戻るかと思いきや、同時期に発売した15thシングル『Sunnyday』は売上枚数3348枚のみ。グループ内の不調がそのまま結果に表れてしまったのだ。この頃のエピソードについては、10周年アニバーサリーブック『Document』の中で、各メンバーが心境をコメントをしており、ファンの間には衝撃が走った。

 しかし、Leadに転機が訪れる。これまでLeadの楽曲はポップス寄りの作品が多かったが、本格的なダンスナンバーにシフト。18thシングル『HURRICANE』がオリコン8位にランクインし、オリコン10位以内に入らなければ解散という危機を回避した。そして19thシングル『Wanna Be With You』ではLead最高位である3位を獲得したのだ。その後、メンバーの脱退があったものの、現在はLead“第2章”として再び人気の軌道に乗り出している。早くにデビューし、順風満帆ではない彼らだからこそ、つい応援したくなるのかもしれない。

 6月8日には4年ぶり7枚目のアルバム『THE SHOWCASE』を発売、オリコン週間チャートで2位を記録し、自身最高位を更新した。8月9日からは夏のツアー『Lead Upturn 2016~THE SHOWCASE』もスタートするLead。一度困難を乗り越えた彼らは、“本物”である。今後も、レベルの高いパフォーマンスを長く披露していってくれるのであろう。

高橋梓

最終更新:7/20(水) 7:00

リアルサウンド

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