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五輪連覇を目指す女子ボクサーの強さの“土台” そのストイックな食生活とは

THE ANSWER 7/20(水) 20:52配信

ロンドン五輪で金メダルのニコラ・アダムスが英紙に語る、「食事はとても重要」

 4年前のロンドン五輪から正式競技となった女子ボクシングで2大会連続の金メダルを目指すボクサーがいる。母国での五輪でフライ級を制し、リオデジャネイロ五輪で連覇を目指すニコラ・アダムスが英紙「デイリー・テレグラフ」(電子版)で自身のストイックな食生活について語っている。

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 イギリスのリーズで生まれ育ったニコラは、12歳の頃に「母親がベビーシッターを雇えず、母親の運動教室に行ったとき、その中の1つにボクシング講座があった」ことがボクシングとの出会いだった。そこに集う人々が汗をかき、熱心にトレーニングに励む様子に心惹かれて競技を始めたという。

 しかし、競技を始めた頃は女子ボクシングの認知度が低く、ニコラ自身も家のリノベーションの仕事をしながら夢を追う毎日で、環境に恵まれているとは言えなかったと、記事の中で明かしている。その状況に変化が起きたのは2007年で、シェフィールドにある英国スポーツ研究所で週5日、午前9時から午後5時までトレーニングする環境に身を置けることになったという。現在も栄養士の協力のもとでフライ級の体重制限である51kgをキープできているそうだ。

「与えられた食事療法の計画が長くなればなるほど、そこまで厳しいものではなく感じてきます。規律を持つことさえできればよいのです。私は普通に1日3食を食べ、間食としてヘルシーなスナックを食べているんですから」

 こう語るニコラは、ある日の具体的な食事内容も明かしている。

食生活や生活リズムまで徹底したルーティン化を図るアダムス

「しっかりとした食事はとても重要で、朝に身体を目覚めさせてくれます。朝食は卵とトーストかポリッジ(オートミールに牛乳または水を入れて作ったかゆ、英国人が朝食によく食べるもの)を摂りますね。昼食は鶏肉と野菜、そして少しの炭水化物――ご飯かパスタを取ります。夕食は野菜とステーキを食べます。そして炭水化物は19時以降に食べないようにしています。なぜなら脂肪として溜めてしまいますからね」

 体重制限のあるボクサーが、1グラムの脂肪もそぎ落としたいのは誰もが知るところ。そこでニコラは食生活から生活リズムまで徹底したルーティン化を図っているという。「19時までに食事を終えて、22時もしくは23時までには睡眠するようにします。朝8時45分に始動できるように起きています」と、規則正しい生活を送っているそうだ。

 ニコラは33歳となった現在も、2大会連続での金メダルを期待されている。彼女の強さの“土台”には、厳しいトレーニングとともに食生活の徹底ぶりもあるようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/20(水) 21:04

THE ANSWER