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問題児ハメスにジダン監督が2年連続のベンチ指令! 「背番号10」のスタメン起用は「困難」「レギュラーとは言えない」

Football ZONE web 7/20(水) 10:20配信

英紙に語る 素行不良の男に迫る2年連続のベンチ危機

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は素行不良などで昨季控えだったコロンビア代表のMFハメス・ロドリゲスについてレギュラーの座を確約せず。起用法について「困難」と最後通告を出したと英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 今年1月から白い巨人のトップチームを率いているジダン監督は、カーチェイスや夜遊びなど素行不良が続いたハメスに対して厳しい態度で臨んだ。UEFAチャンピオンズリーグ決勝アトレチコ・マドリード戦などのシーズン終盤のビッグマッチではベンチに置き、ブラジル代表MFカゼミーロを重用した。

 警官と時速200キロのカーチェイスの末に練習場に逃げ込み、100万円の罰金を命じられるなどの問題と体重オーバーなどの問題が重なり、レギュラーの座をつかめなかった背番号10にはマンチェスター・ユナイテッドなどの移籍が浮上しているが、現時点ではまだ実現していない。この点について問われたジダン監督は当たり障りのない発言に出ている。

「考えにあるのは、ハメスが他の全員の選手と同じであるということ――レアル・マドリードの選手だということだ」

 フランス人指揮官はチームの一員と語ったが、それ以上の存在ではない。「私は彼がレギュラーだとは言わない。彼は重要な選手だ。今年何が起こるか様子を見なければいけないが、我々には巨大な戦力がある。困難だ」とジダン監督は厳しい現実を語ったという。100億円以上の移籍金で2014年ブラジルワールドカップ後にモナコから獲得した才能のスタメン起用を「困難」と言い切っている。

マンUやパリ・サンジェルマンに電撃移籍か

 レアルにはウェールズ代表FWギャレス・ベイス、カリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドという強烈無比な看板3トップ「BBC」が健在。前線の3枚は故障や出場停止や過密日程によるターンオーバー以外、試合に出続けることになる。中盤の3枠を巡る争いでハメスはクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロース、そして、カゼミーロの後塵を拝している。

 昨季終盤リーグ戦で戦力差が顕著な相手の試合で先発することが多かった素行不良の“格下要員”にジダン監督は愛想を尽かし、フロレンティーノ・ペレス会長の放出を要求したとスペインメディアは報じていた。

「私はできる限り、最も競争力の高いチームを起用する。今年もそうだ。それが私の責任だ」

 ハメスは6月に行われたコパ・アメリカ・センテナリオの開幕戦で肩を脱臼するアクシデントに襲われながらも、チームを3位に躍進させる原動力となった。この激闘の疲れを癒すためにクラブが現在敢行しているカナダツアーには参加していないが、200キロの危険運転によるマドリード裁判所からの出廷命令を自身の誕生日パーティーで盛り上がり、すっぽかすというとんでもない蛮行に出た。

 優等生然とした美男子のはずが、オフの間に金髪に染め上げ、ビーチサッカーに興じるなど、すっかりワルの香りを漂わせているハメスはマイナスからのスタートとなる。マンUやパリ・サンジェルマンにメガディール移籍するのか。それとも、チーム合流後にジダン監督の目に留まるような鮮烈なアピールをできるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/20(水) 10:20

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