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幸せについて考えすぎると不幸になる?幸福を手にいれるためのマインドトリック

ライフハッカー[日本版] 7/21(木) 20:10配信

Inc.:多くの人にとって、人生の最重要目標は幸せになることでしょう。だからといって、たくさんの時間をかけて幸せになる方法を考えるべきかというと、そんなことはありません。幸せについて考えすぎると悲劇が待っていると、多くの専門家が指摘しているのです。

心理セラピストのAmy Morinさんは「Forbes」でこのように解説しています。

“ 幸せを追求するほど気分が落ち込むという研究結果が出ています。その理由は、何が自分を幸せに感じさせるかについて、多くの人が間違った認識を持っているから。おかげで、幸せがすぐそこにあると期待しながら、誤った方向に進んでしまうのです ”

幸せを切望するあまり失望するというサイクルにはまると「不幸の踏み車」と呼ばれる罠に陥ります。そこから逃げ出すにはどうしたらいいのでしょう? ある心理学者によると、幸せになる方法を考えるのをやめて、不幸になる方法を考えるといいそうです。

この驚くべき提案は、心理学者Randy J. Paterson氏によるもの。『How to Be Miserable: 40 Strategies You Already Use』(悲劇になる方法:あなたがすでに使っている40の戦略)という本を出したばかりの同氏が、New York Magazineのブログ「Science of Us」のインタビューに答えていたのです。


■ 悲劇になる方法

Paterson氏は、深刻な抑うつ患者のグループと接しているうちに、心の健康を得るためのこの意外なアプローチを思いついたそうです。患者らは踏みにじられた経験を持ち、悲観的になっているため、どんな治療も役立たないと思っていました。そこで同氏は、彼らが幸せになる方法を考えるのではなく、もっと気分が落ち込むにはどうしたらいいのかを考えさせることにしました。すると患者らは、急にたくさんの提案をし始めました。いずれも、うまく方向性を変えることで、より幸せになるための実行可能なステップになるものばかりでした。

このアプローチは、精神疾患を持たない人にも適用できるとPaterson氏は言います。

“ 上向きの道と下向きの道は通常、同じ心の地形の一部です。つまり、気分を落ち込ませる方法を分離できるなら、気分を持ち上げる方法も同様に分離できるのです。

たとえば、気分を落ち込ませたいと思ったら、まったく何もしない、運動を一切しない、不健康な食生活をする、他者と自分をネガティブに比較するなどの方法が思い浮かぶでしょう。そこで「あれ、ちょっと待て」と気づくんです。逆のことをすればいいんじゃないかと。

毎日の行動が不幸につながっていることを認識すれば、意欲ではなく現実に基づいた変化を始めるきっかけになります。「いつか幸せになるために」(成功! かっこいい車! 完ぺきなパートナー!)などという白昼夢ではなく、リアルワールドで自分の幸せに影響を及ぼす因子を振り返っているわけですから。そうすることで、自分の気分に影響を及ぼすものを知ることができ、失望をもたらす幸せの追求をすることはなくなるでしょう ”

さらにPaterson氏は、このように付け加えていました。

“ この方法が効果的なもう1つの理由は、自分は思ったほど不幸ではないと気づけることにあります。この気づきは非常にパワフルです ”

このようにして感謝の練習をして、実は幸せを手にしていることに気づくことは、心の健康に非常に大きなメリットを持っていることが研究で明らかにされています。

This Totally Counterintuitive Mind Trick Will Make You Much Happier | Inc.
Jessica Stillman(訳:堀込泰三)
Photo By Shutterstock.

最終更新:7/21(木) 20:10

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