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メジャー3000本安打目前のイチローに学ぶ、ビジネスマンのルーティン仕事術とは?(玉木潤一郎 経営者)

シェアーズカフェ・オンライン 7/21(木) 4:35配信

メジャー通算3000本安打がいよいよ秒読み段階に入ったイチロー選手だが、以前からその独特のルーティンが注目されている。

ルーティンとは、「型にはまった一連の動作」の事であり、たとえば最近のスポーツでもっとも話題になったのは、ラグビーの五郎丸選手がペナルティキックなどの前に行う、あの一連の仕草であろう。

イチロー選手のルーティンについては、打席に入る前の一連の動作がモノマネ芸人もネタにしているほどお馴染みだが、試合前の練習や、球場入りするまでの行動、さらには自宅での私生活のルーティンまで決まっているのには驚く。

朝の食事が毎日同じカレーライスであったことは有名だ。最近はそれがそうめんに変わったらしいが、メニューが変われど毎日同じものを食べている事に変わりはない。

■ルーティンがストレスを軽減する
彼はなぜ、そこまで同じ行動を採り続ける事に固執するのか。

イチロー選手いわく、行動を変えること、あるいは次に何をするか考える事はストレスとなる。同じものを食べたり、定まったルーティンに沿って行動する事は、そのストレスを軽減し、自分の仕事である試合に、ひいては打席に、より集中する為に必要なのだ。

メジャーリーグの歴史に残る成績をあげているイチロー選手だが、身体能力や技術の高さを、極めて高度な集中力が支えているのであろう。

天才のイチロー選手と私たち凡人を比べるのは愚かなことに感じるかもしれないが、ストレスによって仕事の集中力を損ねないためには、ルーティンにこだわる彼の姿勢は参考にしてよかろう。

ハイパフォーマンスのアスリートにはルーティンを取り入れている場合が多く、それらは自分を余計なストレスから解放され、より集中力を増すことで、いわゆる“ゾーン”に入りやすくする為に行われている。

私たちも、より多くの仕事を高い品質でこなす為に、不要なストレスを減らしていく努力を考えてみたいと思う。

■ビジネスマンに可能なルーティン術
とはいえ、毎日がアクシデントの連続ともいえるビジネスマンにとって、ルーティンに沿った行動をとる事は容易ではない。そこでまずは、朝の行動をルーティン化してみることをお勧めする。起床~出勤の時間帯の使い方は人によって様々だが、一日の中でもっとも行動を定型化しやすいだろう。

まずは朝の行動を見直してみたい。洗顔とハミガキはどちらを先に行う方が合理的か、その日着ていく洋服のコーディネートはいつ選ぶのが適切か、服用したい薬やサプリメントは何か、などを。

それらを書き出していくと、それほどの数ではないと思っていた朝の行動が、意外と多い事に気づく。それを1.トイレ(小)、2.簡単な洗顔とうがい、3.水を飲む、4.PCを開く、5.今日の予定を確認する、といった具合に起床から順番に並べていく。

細かいものまで並べていくと、普段の朝の行動では、朦朧とした頭で順序を違えて二度手間になったりしている事が多い事に気づく。

起床から出勤するまでの行動順序がまとまったら、それをタイムテーブル状にメモして、朝もっとも目につくところに置いておくだけでいい。

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最終更新:7/21(木) 4:35

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