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新生マンCで進む大改革 古巣バイエルンとの初陣に敗戦も“ペップ流”の片鱗を見せる

Football ZONE web 7/21(木) 16:03配信

不運な形で失点し敗戦も、初陣でペップの哲学を垣間見せる

 マンチェスター・シティの新監督に就任したペップことジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バイエルン・ミュンヘンと親善試合を実施。昨季までの本拠地アリアンツ・アレーナでの古巣との初顔合わせは0-1での敗北となり、シティでの初陣を飾ることはできなかった。

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 “ペップ・シティ”はイングランド代表GKジョー・ハートら欧州選手権(EURO)に参加した主力やドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、スペイン代表FWノリートなど新戦力の目玉は不在。新加入選手では“ウクライナの至宝”と呼ばれる19歳のMFオレクサンドル・ジンチェンコが、初出場初先発を飾った。ペップは4-2-3-1システムで試合に臨んだ。昨季までアーセナルの主将を務めたミケル・アルテタもアシスタントコーチとして、ペップとともにベンチから戦況を見つめた。

 一方、ペップの後任としてカルロ・アンチェロッティ監督が就任したバイエルンは、元ドイツ代表の主将MFフィリップ・ラーム、スペイン代表MFシャビ・アロンソ、オーストリア代表MFダビド・アラバの豪華メンバーが3センターハーフを形成する4-3-3システムでスタート。FWフランク・リベリーも先発出場した。

 試合は後半31分に、シティDFのパスが主審に当たってこぼれたところを、途中出場のバイエルンFWエルダル・オズトゥルクが拾うと、左サイドからドリブルで中央に侵入して右足を一閃。シュートはDFに当たってコースが変わり、ニアサイドを破った。シティにとっては不運が重なったこの一撃が決勝点となり、バイエルンが1-0で勝利している。

積極的に行われているコンバート策

 もっとも試合に敗れたとはいえ、ペップのカラーは早くもピッチ上に表れていた。シティはベストメンバーが揃っていない状況だったものの、左サイドが本職のセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフとフランス代表DFガエル・クリシーがセンターバックで起用されるなど、指揮官がバルセロナやバイエルンでも行ってきた選手の大胆なコンバート策がこの試合でも見られた。トレーニングでは左利きのイングランド代表MFファビアン・デルフを左サイドバック、ボランチのMFフェルナンドをセンターバックの位置で起用しているという。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、これらがグアルディオラ監督就任による顕著な変化の一つとして伝えている。「グアルディオラは明らかに事態を複雑にしようとしている。フェルナンドはDFラインに下がる? ファビアン・デルフはレフトバック? いかなる可能性も除外しない。ペップはペップだ」と独特の選手起用についてレポートした。

 シャルケのドイツ代表MFレロイ・サネの獲得も噂されるなど大型補強を進める“ペップ・シティ”には、昨季に比べて大きな変化が訪れることになりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/21(木) 16:03

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