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クイーン、トランプが楽曲を再び無断使用し「失望」

ローリングストーン日本版 7/21(木) 17:30配信

クイーンは、1977年の曲『We Are the Champions』の度重なるトランプ氏の無断使用について、激しく非難している。

ニール・ヤング、トランプに強く抗議:「選挙活動で俺の曲は使うな」

クイーンは、「使用を控えて欲しいとの要求にもかかわらず、トランプ氏と彼の陣営はこの要求を明らかに無視し、またしてもこの曲を無断で使用したことに我々は失望しています」と、所属する音楽出版社、ソニー/ATVミュージック・パブリッシングを通じて声明を発表した。

「クイーンは、いかなる国においても、私たちの楽曲がいかなる体制、あるいは、いかなる政治的立場とも、結び付けられることを望みません。クイーンはまた、『We Are the Champions』がトランプ氏の支持および共和党の政治的主張に使用されることを望みません。私たちは、トランプ氏およびトランプ氏の選挙陣営が、私たちの願いを尊重し、要求に従うことを信じ、願い、期待します」。

トランプ氏の代理人は、この回答要求について、すぐには応じなかった。

クイーンのギタリスト、ブライアン・メイは自身のウェブサイトにて抗議

共和党全国大会の初日の夜、トランプ氏は、その夜の開会スピーチを行う妻のメラニア夫人を紹介するために『We Are the Champions』をBGMにしてステージに登場した(奇しくも、メラニア夫人についても、その演説の一部が他人の作品の無断利用ではないかという疑惑で炎上している)。クイーンは、この光景に呼応してツイッターに「我々の願いに反して、共和党大会で無断使用」とポストしている。

この6月にもクイーンは、『We Are the Champions』をトランプ氏が使用したことについて抗議している。共和党の予備選の最終ラウンドで指名を確実にした際の勝利演説前の導入に使われたのだった。クイーンのギタリスト、ブライアン・メイは自身のウェブサイトで次のように述べている。「これはクイーンの公式声明ではないが、私は、この曲の使用許可を求められてもいないし、承認もしていないことは間違いない。現在、曲の使用が続くのをやめさせるために、どのような手段が考えられるか助言を求めているところだ。トランプ氏の政治的立場に関する我々の見解に関わりなく、クイーンの音楽が政治的な活動の道具として使われるのを許容するのは、いかなる場合も我々のポリシーに反している」。

トランプ氏の陣営は、クイーンと同様に、R.E.M.、ニール・ヤング、エヴァーラスト、エアロスミスを始めとする他のミュージシャンからも、曲の無断使用で怒りを買っている。

Translation by Kise Imai

JON BLISTEIN

最終更新:7/21(木) 17:30

ローリングストーン日本版

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