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高倉J初白星ならず… 熊谷の中盤起用など大胆テストも、スウェーデンとの敵地戦で0-3完敗

Football ZONE web 7/22(金) 1:02配信

ストライカー永里は左サイド起用

 高倉麻子監督就任から3試合目の実戦となった新生なでしこジャパンは、22日に敵地でリオデジャネイロ五輪に出場する強豪スウェーデンと戦い、0-3で完敗を喫した。高倉ジャパン初勝利はならなかった。

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 初陣となった6月のアメリカ遠征の2試合から試行錯誤を続ける高倉監督は、このゲームでFW永里優季を2列目の左の攻撃的MFで起用。これまで不動のセンターバックだったDF熊谷紗希を中盤のアンカー役にシフトし、ボランチが本職のMF川村優里をセンターバックに配置。大胆なテストに出た。

 前半の立ち上がりこそ、サイドを広く使ってシンプルなクロスを入れるスウェーデンの攻撃に苦しんだものの、早い段階でMF阪口夢穂を下げてダブルボランチにしてからゲームは安定。主導権を奪い返し、同12分にはDF有吉佐織のアーリークロスからFW増矢理花が受けてシュートを放った。しかし、これはサイドネットとわずかに外れた。

 特に右サイドの攻略に人数を掛け、逆サイドから入り込む永里がフィニッシャーになる攻撃を繰り出したなでしこジャパンだが、クロスがファーサイドまで届かない場面や中央に人数が足りない場面が目立ち、なかなか決定機を生み出すには至らなかった。それでも、同32分には永里がコーナーキックのキッカーになり、グラウンダーのボールを増矢、MF中里優とつないでシュートに結び付けるトリックプレーも見せた。ゲームは全体になでしこがボール保持率を高めたものの、スコアレスのまま前半を終えた。

後半3失点に阪口「反省しっぱなしの試合」

 後半に入ると、2012年のロンドン五輪ではアメリカ女子代表を率いて金メダルを獲得したスウェーデンのピア・スンドハーゲ監督は、エースのFWロッタ・シェリンを投入。よりゴール前への圧力を掛けた。

 一方、なでしこは最終ラインが踏ん張りゴールを許さずにゲームを進めた。しかし、後半31分に相手エースに決定力を見せつけられた。左サイドからの攻撃で縦パスがシェリンに入ると、トラップからシュートまでのモーションの速さにDF村松智子は対応しきれずにゴールを割られて先制点を与えてしまった。

 反撃に出たいなでしこジャパンだったが、攻撃がかみ合わないままカウンターを受け、同41分にはFWフリードリナ・ロルフォにGKと1対1の状況を作られ冷静にシュートを決められて0-2。さらに試合終了間際の後半アディショナルタイム、前掛かりになった日本の裏を突いたスウェーデンFWオリビア・スクーに追加点を許し、0-3となった。阪口は「反省しっぱなしの試合」と振り返った。

 実験色を強めた高倉ジャパンは世界強豪相手に初白星を手にできずに苦しんでいる。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/22(金) 7:19

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