ここから本文です

“世界最速男”ボルト、ドーピング問題に心痛も「ルールはルール」

THE ANSWER 7/22(金) 18:03配信

衝撃走るドーピング問題、CASはロシア選手の訴えを棄却

 リオデジャネイロ五輪を直前にしロシア陸連が国家ぐるみでドーピング隠し工作を行なったとの衝撃的なニュースが駆け巡っている。国際陸連から資格停止処分を受け、ロシア陸連の選手はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えたものの棄却。リオ五輪出場が不可能な状況に陥った。この問題について“世界最速の男”ウサイン・ボルトが英紙「デイリー・テレグラフ」のインタビューに答え、心を痛めていることを明かしている。

【写真】リオ五輪での活躍に期待、各種目の日本人美人アスリート

 ボルトは2008年北京五輪、12年ロンドン五輪で100メートル、200メートル、400メートルリレーの三冠を連覇し、リオ五輪では“3種目三連覇”の期待がかかっている。今年に入って行なわれたジャマイカ選手権で左太ももを痛めて状態を懸念されているが、記事の中で「何の心配もないよ。歴史が作られようとしている。僕は世界中から注目を集めることを期待している」と調整が順調に進んでいることをアピールした。

 その一方でドーピング問題については、ドーピングチェックをした跡が残る左腕を伸ばしつつ「本当に悪い出来事だ」と嘆いたという。

追放処分は「クリーンなスポーツを求めるという強いメッセージに」

「もしあなたがカンニングしたり、ルールにそむいたりしたらどうなるか、という教訓となった。僕たちは神妙な気持ちにならざるを得ない。この追放処分は多くの人々の心に恐怖を与えるし、僕たちが真剣にクリーンなスポーツを求めるという強いメッセージとなった」

 そう語ったというボルトは北京五輪でチームメートだった選手にドーピング反応が出たことも残念がっているという。6月に400メートルリレーでジャマイカ代表としてともに走ったネスタ・カーターからも再検査によって禁止薬物の陽性反応が出て、金メダルはく奪の可能性もささやかれていることについて、ボルトは記事の中で「とてもがっくりしているが、ルールはルールだ」とコメントしている。

 スポーツの祭典を前にしてドーピング問題が陸上界に大きな影を落としているが、“稲妻”とも称されるボルトの走りは、暗いムードを一掃することになるだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/22(金) 18:54

THE ANSWER

なぜ今? 首相主導の働き方改革