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「攻守で噛み合わず…」スウェーデンに完敗のなでしこ 高倉監督の試行錯誤は続くのか

Football ZONE web 7/22(金) 6:40配信

永里のサイド起用、熊谷のボランチ起用など大胆テストも0-3完敗

 試行錯誤の続く高倉ジャパンの初勝利はお預けになった。現地時間21日になでしこジャパンは、リオデジャネイロ五輪に出場する強豪スウェーデンとアウェーで国際親善試合に臨み、後半に3点を奪われて0-3の力負けを喫した。

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 高倉麻子監督は「新しいことにチャレンジするなかで、自分たちが想像したような試合運びにはならなかった。一人一人の判断やテクニックはまだまだ上げなくてはいけないと感じた。走られてもいたし、サイドでも起点を作られた。全体にうまくいった試合展開ではなかった」と振り返った。

 その言葉を裏付けるように、就任から3試合目での試行錯誤の痕跡はいくつも見えた。これまで不動のセンターバックだったDF熊谷紗希(リヨン)を中盤の底に配置し、ボランチが本職のMF川村優里(仙台)をセンターバックに配置してスタート。4-1-4-1システムの左の2列目にFW永里優季(フランクフルト)を起用し、1トップには小柄だが機動力のある増矢理花(INAC)を配置した。

 しかし、序盤に主導権を握られると新システムは頓挫。2列目に入っていたMF阪口夢穂(日テレ)を下げたダブルボランチにしてゲームを落ち着かせた。その後は主導権を奪い返したもののゴールは奪えなかった。逆に後半に入ると全体的にチグハグなプレーも目立ち、同31分から立て続けの3失点で完敗となった。

「個人個人を試さなければいけない難しさ」

「チーム全体としての守備も攻撃もいろいろなところで噛み合っていない。個人個人を試しながらいかなくてはいけない難しさもあるが、下を向かずに良いところと悪いところを見ながらやっていきたい」

 高倉監督は苦悩の胸の内をこう語った。2011年ドイツ女子ワールドカップ優勝メンバーからの世代交代が一つの課題とされるなかで、選手選考を進めつつ高倉イズムを植え付けていくという壁にぶつかっている。6月のアメリカ遠征2試合に続き、敵地で強豪との戦いを経験し、MF佐々木繭(仙台)ら新戦力も台頭している。チームの形を探りながら、まずは初勝利に向けて進んでいきたい。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/22(金) 6:40

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