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ドルトムント帰還のゲッツェ 3年前の“裏切り移籍”に憤怒のサポーターに「プレーで認めてもらう」

Football ZONE web 7/22(金) 7:50配信

バイエルンからの復帰を発表 CEOも「いつか戻ってくることを祈っていた」

 ドルトムントは2013年夏にバイエルンに移籍したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと、4年契約を結んだことを正式に発表した。ドルトムントの生え抜きながらUEFAチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン戦前に宿敵への移籍を発表した「裏切り者」は、憤怒したドルトムントサポーターに「自分のプレーで認めてもらう」と贖罪を求めている。

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 放蕩息子がジグナル・イドゥナ・パルクに帰ってくる。3年前に裏切りの移籍を果たしたゲッツェが、古巣ドルトムントと2020年6月30日まで契約を結び直した。

 「マリオがボルシア・ドルトムントに戻ってきてくれて個人的に嬉しい。2013年の移籍からいつか戻ってくることをいつも祈っていたんだ」と、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは声明を発表した。

 だが、クラブ社長が「個人的に」という言葉を使わなければいけないのには事情がある。“生え抜きの星”のバイエルンへの移籍を、サポーターは3年経った今も許していない。ゲッツェのユニホームを焼き、スタンドに横断幕を貼り、ボールに触れるたびに強烈なブーイングを浴びせてきた。

 バイエルン移籍後はジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を手にできず、レギュラーの座をつかめなかった。バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOと、今季就任したカルロ・アンチェロッティ監督からはやんわりと戦力外を通告され、追い出された格好の天才だが、ドルトムントサポーターの怒りは収まっていない。

「あの移籍は、あえての決断だった」

 そのことは、ゲッツェ自身も理解しているようだ。「2013年にBVBからバイエルンに移籍した時、今は隠さないけれど、あれは、あえての決断だった。今でも逃げたいとは思わない。3年後に24歳になって、以前の決断を違う目で見つめている。多くのファンが自分の決断を理解できなかったことをよく理解できる。今の自分でもそうなんだ! でも我が家に帰る時には、両手を広げて歓迎していない人たちに、特に自分のパフォーマンスで、みんなに理解してもらいたい」との声明を公式サイトで発表している。

 2014年ブラジル・ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で優勝決定弾を決めた「ドイツ最大の才能」と呼ばれた男は、自らの過ちを認め、パフォーマンスで贖罪することを誓っていた。

 「僕の目的は最高のフットボールを取り戻すこと。クラブとファンの全員にとって」とゲッツェはコメントを出している。かつて流麗な連携を誇った日本代表MF香川真司、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、そして新戦力の昨季フランスリーグ新人王、FWウスマン・デンベレら逸材揃いのドルトムントの中盤で、ブーイングを浴びながら”我が家”に戻ることを決断したゲッツェは、果たしてどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/22(金) 7:50

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