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韓国プロ野球2度目の八百長行為は選手主導。「失投をするなど調子が上がらないように見せかけた」

ベースボールチャンネル 7/22(金) 17:00配信

選手自ら主導した事件

 7月に入り、韓国球界を揺るがす事態が続いている。先日は09年にシーズンMVPを獲得した金相賢(キム・サンヒョン)が公然わいせつ罪で在宅起訴になったが、20日には他球団の選手2名による八百長行為が明らかになった。

 関与したのはムン・ウラムと李太陽(イ・テヤン)。八百長行為は大概、ブローカーと呼ばれる人物が主導するが、今回は選手自らが行ったという。

 計画したムン・ウラムは元々、ネクセンヒーローズに所属する外野手だ。
 現在は兵役に従事しているため、軍隊チームでプレーしている。一方、実行犯の李太陽はNCダイノスで先発陣の一角を担うサイドスロー投手で昨年は2ケタの10勝を挙げた。またプレミア12でも代表入りしている。

 2人は在宅起訴された。これを受けて韓国野球委員会(KBO)はひとまず活動停止処分を決めた。この期間中、試合はもちろん、チーム練習にも出場できない。KBOは検察の司法判断によっては当該選手達を失格処分にすることを検討しているという。

4回行われた八百長

 スポーツ選手の不祥事に対して敏感な韓国では既に検察側が八百長行為の実態を捜査しており、報道関係者に公開している。その内容について韓国メディア『スポーツ東亜』では次のように報じている。

「15年に行われた公式戦のうち4試合で八百長行為があった。ムン・ウラムは自ら計画するだけではなく選手とブローカーの仲介役も担った。肝心の実行方法は四球や失点数によって配当金を支給する形式を採用していた。李太陽は、登板すると失投をするなど調子が上がらないように見せかけることでチームやファンがわからないように仕組んでいた」

 初めての八百長は昨年5月29日に行われたKIAタイガース戦。この日、李太陽は「1イニングに故意失点」を依頼された。死球と犠打でピンチを迎えた後、適時二塁打を打たれた。よって計画は成功し、試合後には彼は現金2000万ウォン、ムン・ウラムは高級時計や衣類などを手に入れた。

 その後もシーズン終了直前まで行われ、結果的に成功2回、失敗2回を数えた。

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最終更新:7/22(金) 17:00

ベースボールチャンネル