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香川“最高“の相棒が急転“最強”のライバルに! トゥヘル、出戻りの天才ゲッツェを「センターで使う」

Football ZONE web 7/22(金) 11:48配信

愛弟子シュールレを右サイド固定の余波なのか

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督がバイエルン・ミュンヘンから3年ぶりの復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを中盤の中央で起用する方針を明らかにした。かつて日本代表MF香川真司と絶妙なコンビを見せた天才MFはポジションを争う強力なライバルとなりそうだ。独地元紙「ルールナハリヒテン」が報じている。

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 今夏の移籍市場で、ドルトムントはドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)やMFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンという絶対的な主力3選手を放出した。その穴を埋めるために、ドルトムントはゲッツェら7選手の補強を発表した。そして、トゥヘル監督のマインツ時代の愛弟子であるドイツ代表MFアンドレ・シュールレをヴォルフスブルクから獲得する可能性も浮上している。

 現在プレシーズンツアーで上海に滞在中のトゥヘル監督は記者会見に臨み、決まったばかりのゲッツェの獲得について言及。バイエルンではペップことジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)で出番は少なかったが、古巣での完全復活に期待を寄せている。

「移籍が決まってとても幸せだ。マリオはバイエルンに別れを告げる困難な道を選択した。彼は移籍、そして再スタートに向けて何度も困難を乗り越えてきた。彼は我々の助けとなってくれるだろう。彼はこの雰囲気を求めて復帰を希望していた。ファミリーのようなクラブでもう一度最高レベルに戻ることを望んでいた」

 下部組織からの生え抜きの星だったゲッツェはかつてサポーターのアイドルだった。だが、宿敵への裏切りの移籍でサポーターから「裏切り者」と罵倒された。ユニフォームも焼かれるほど憎悪を剥き出しにされたが、指揮官はドルトムントの「ファミリー感」を強調している。

クロップ時代は中央・香川と右ゲッツェで相乗効果も

 そして、注目の起用法について質問を受けると、指揮官は「私は、マリオが中央の選手だと見ている。彼は疲れ切るだろうが、私たちは彼に対する期待で満ち溢れている」と断言した。

 トゥヘル監督は就任1年目の昨季、主に2つのシステムを使い分けた。前半戦から中盤戦にかけて採用した中盤の選手を逆三角形に配置する4-3-3システムではインサイドハーフのポジションに香川とマンチェスター・シティに移籍したギュンドアン、元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロが多く起用された。後半戦に定着した4-2-3-1では香川がトップ下のポジションで不動の地位を築いていた。

 トゥヘル監督は右サイドでプレーしていたムヒタリアンの代役ではなく、中央での起用を示唆している。愛弟子のシュールレを右サイドで起用するためなのか、ゲッツェは中央で起用する方針を固めている。

 ユルゲン・クロップ前監督(現・リバプール)時代には香川がトップ下、ゲッツェが右サイドで華麗なコンビネーションを見せたが、トゥヘル体制では香川は「ドイツ最大の才能」と称される出戻りのゲッツェとポジション争いを強いられることになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/22(金) 11:53

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