ここから本文です

イングランド代表新監督の“2番手候補”だったアラダイス FAが本命としたのは…

Football ZONE web 7/22(金) 16:40配信

第1候補ベンゲルに就任を固辞されたための妥協案と、英紙報じる

 サンダーランドのサム・アラダイス監督は、ロイ・ホジソン前監督の後任としてイングランド代表新監督への就任が濃厚になった。しかし、イングランドサッカー協会(FA)としては、あくまでアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が第1候補であり、“ビッグ・サム”の愛称で知られる61歳の老将は悲しみの2番手候補だったことが明らかとなった。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。

【写真一覧】欧州サッカーを彩る美女サポーター特集 あのスター選手の美人妻やガールフレンドも…

 前任者のホジソン前監督が、6月27日の欧州選手権(EURO)決勝トーナメント1回戦のアイスランド戦(1-2)の敗戦直後に辞意を表明してから3週間。新生“スリーライオンズ”の体制発表の時が迫っている。

 ただし、アラダイス監督はあくまで妥協案だったことが明らかとなった。

 レポートによれば、FAのファーストチョイスはアーセナルを20年間指揮する知将ベンゲル監督だった。だが、フランス人指揮官はアーセナルとの契約を1年残していることもあり、イングランド代表監督の依頼を固辞。その結果としてFAは、アラダイス監督とハル・シティのスティーブ・ブルース監督を最終候補として選出。二者択一の末、白羽の矢が立ったのがアラダイス監督だった。

 アーセナルに華麗なパスサッカーを展開し、若い選手の育成にも定評あるベンゲル監督に対し、アラダイス監督はプレミアリーグでの経験は豊富だが、元日本代表MF中田英寿氏も在籍していたボルトン時代にはピークを過ぎたベテラン選手を復活させる手腕に長けているとの評判を得ていた。ビッグクラブを指揮した経験がなく、ロングボールを多用するイングランド伝統のキック&ラッシュの戦い方を好む監督として知られているなど、ベンゲル監督とは全く異なる特色を持っている。

“迷”采配でEURO惨敗を招いた前任者

 ホジソン前監督は先のEUROで、ほとんど採用することのなかった4-3-3システムにこだわりを見せるなど疑問の残る戦いぶりで批判を浴びた。ストライカーのFWハリー・ケイン(トットナム)をCKキッカーに指名し、好調のFWジェイミー・ヴァーディではなく不調のFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)や、ケインの起用にこだわる“迷”采配でイングランドを振り回した。

 バトンを受け継ぐアラダイス監督は、混乱の中にあるイングランドを復活に導くことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/22(金) 16:40

Football ZONE web

なぜ今? 首相主導の働き方改革