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「ポケモンGO」日本配信開始で一段高期待の銘柄は? 

会社四季報オンライン 7/22(金) 20:51配信

 22日、日本で「ポケモンGO」の配信がついに始まった。任天堂 <7974> の株価は米国などでの先行配信を手掛かりに急騰を演じていたが、国内での配信開始のニュースにも反応。前日比1920円高の2万9920円まで買われる場面があった。22日の売買代金は7260億円。20日に記録した7323億円にはわずかに届かなかったが、1銘柄が東証1部の売買代金の30%を占めるという異例の事態となった。

 その任天堂、「ポケモンGO」が収益にどの程度プラスになるのかは、実ははっきりしていない。「ポケモンGO」は任天堂と米Niantic社が開発したゲームで、単独で開発したケースに比べて利益貢献は少ないとみられる。27日に同社は第1四半期決算(16年4~6月)の決算発表を予定しており、今2017年3月期の業績見通しに注目が集まる。それまでは思惑先行の値動きとなりそうだ。

 当サイトでは17日に「ポケモンGO」関連銘柄を配信したが、これらの銘柄に加えて、「ポケモンGO」が米国などと同様、日本でも今後、社会現象になれば大きなメリットが得られそうな銘柄にも物色の矛先が向けられている。

 前回の一覧では取り上げなかった関連株のうち、22日の取引で「収益貢献が大きいのではないか」といった見方を背景に値を上げた3銘柄を紹介する。

■ 日本マクドナルドホールディングス(2702)

 22日終値 3620円(前日比145円高)

 国内の約2900店舗が「ポケモンGO」のゲーム内の特別な場所である「ジム」と「ポケストップ」として登場する。うち、約400店舗は他プレーヤーのポケモンと戦う「ジムバトル」などが行われる「ジム」、残る約2500店舗はプレーヤーがさまざまなアイテム道具を入手できる「ポケストップ」だ。

 市場では、「ポケモンGO」のプレーヤー中心に集客増につながるとの期待が膨らんだ。22日の売買代金は517億円と、任天堂に次ぐ金額となった。

■ AppBank(6177)

 22日終値 1938円(前日比399円高)

 「ポケモンGO」を長時間にわたって屋外でプレーしようとすると、スマホ電池の消耗が気になる。実際に編集部でダウンロードして「ポケモンGO」をプレーしてみたところ、電池残量があっという間に少なくなってしまった。スマホの充電器はプレーヤー必須のアイテムになりそうだ。スマホゲームの紹介サイトを運営する同社だが、ネットを通じたスマホ周辺商品の販売が収益の柱。充電器も取り扱っており、「売り上げが増加する」との見方が勢いを増した。

 22日は一時ストップ高の1939円まで買われたが、終値は1円届かない1938円で引けた。売買代金はマザーズ3位の69億円と大商いとなった。

■ ハピネット(7552)

 22日終値 1505円(前日比300円高)

 歩きスマホは社会問題にもなっている。腕時計のような『ポケモンGO PLUS』があれば、スマホ画面に目を奪われてしまう心配はない。近くにポケモンがいれば通知機能で知ることが可能。ポケモンもゲットできる。いわばプレーヤーの必須アイテムだ。同社はポケモンのグッズも手掛けており、『ポケモンGO PLUS』が品ぞろえに加わることで業績が大きく伸びそう、との思惑から買われた。

 22日はストップ高の1505円で引け、売買代金も102億円と100億円の大台を超えた。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

会社四季報オンライン編集部

最終更新:7/25(月) 16:41

会社四季報オンライン

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