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名門対決がまさかの結末… 鹿島の元日本代表GKが2年連続のポロリで浦和が逆転勝利

Football ZONE web 7/23(土) 22:25配信

曽ヶ端の悪魔の瞬間を李が見逃さず

 年間2位と3位の名門対決は元日本代表GKのミスで決着がついた。23日のJ1セカンドステージ第5節は、年間2位の鹿島アントラーズが本拠地カシマスタジアムに年間3位の浦和レッズを迎え撃った。緊迫したゲームの決着は、1-1で迎えた後半28分に浦和MF武藤雄樹のシュートを、鹿島GK曽ヶ端準が目の前にポロリとこぼす痛恨のミス。浦和FW李忠成が蹴り込み、浦和が敵地で2-1の勝利を収めた。

 この試合からリオデジャネイロ五輪代表メンバーがチームを離れ、鹿島はGK櫛引政敏とDF植田直通、浦和はDF遠藤航とFW興梠慎三がいない状態での対戦となった。浦和はFWズラタンをスタメン起用したものの、興梠の穴が大きく前半から攻撃が機能不全に陥り、鹿島ペースで試合が展開。後半15分にはDF山本脩斗のクロスをFW土居聖真が合わせて先制に成功した。

 浦和も2分後の同17分に、選手交代でポジションを上げたMF柏木陽介が右サイドからゴール前に入れたボールを、後半から出場の李が合わせてすぐさま1-1の同点に追いついた。上位対決らしい緊迫した試合が展開された。

昨年10月の浦和戦でも痛恨ミス

 しかし、そこに水を差してしまったのが鹿島のベテランGK曽ヶ端だった。同23分に浦和MF関根貴大のシュートを相手FW李の正面に弾くミスを犯した。これは李の目の前でこぼれ球がイレギュラーバウンドして事なきを得たが、さらに同28分、浦和がカウンターから左サイドを武藤が突破すると、左足でグラウンダーのシュートを放った。曽ヶ端はこの正面に飛んできたボールを目の前にこぼしてしまい、すかさず李に蹴り込まれた。このシュートで浦和が2-1と逆転に成功し、鹿島にはこれが痛恨の決勝ゴールになった。

 日本代表4試合出場の実績を誇る36歳のベテラン守護神だが、昨年10月に同じカシマスタジアムで対戦した浦和戦でも、左サイドからのクロスをFW興梠慎三の目の前にこぼす凡ミスを犯した。これを豪快に蹴り込まれ、敗戦の原因になっていた。リーグ屈指の熱いカードとなる浦和戦で、2年連続のミスで敗因を作ってしまった。

 これで鹿島と浦和は年間勝ち点で46で並んだ。得失点差で鹿島が年間2位の座をキープしたものの、ホームでの痛恨の敗戦となった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/23(土) 22:25

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