ここから本文です

【貧困女子】終わりのない除菌ティッシュ地獄 雑菌恐怖症女子が最後に見つけたささやかな安心とは?

Suits-woman.jp 7/24(日) 9:00配信

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。

今回お話を伺ったのは、現在無職の掛井優子さん(仮名・32歳)。彼女は色が白く、細めの体型。病院の白衣のような素材感のブラウスと、色あせた黒のスキニーデニムをはいています。顔の肌質感がガサガサして、手の甲がシワシワしていて肌荒れが激しい。だからパッと見、40代半ばのように見えます。バッグは10年ほど前に大流行した日本のブランドのレザーバッグ。コンサバ女性が持つような愛らしいデザインなのですが、キャメル色の合皮の表面がめくれていて使い込まれています。

「都内の女子大学を卒業後、マスコミ関連会社に就職しました。漠然とマスコミに憧れがあったのですが、その会社しか入れなくて。でも、そこは壮絶なブラック企業だったんですよ。上司が銀行出身の人で、ものすごく猜疑心が強い人だったんです。朝7時に出社して、深夜まで仕事が山のようにあり、ささいな失敗でもみんなの前で怒鳴られたり、正座させられたうえに蹴りを入れられたりしたこともあります」

上司によるパワハラやモラハラを意識して、社員に対してきちんとした態度をとっているのは、社員が100人以上で創業から20年以上経った企業だけ、と優子さんは感じたそうです。

「小さい会社がブラックで社員をボコボコにしても、世論は“そんな会社にしか入れないヤツは暴言を言われながら殴られてもいい”と思っています。もし同じようなことを、一部上場企業が行なえば、社会全体で糾弾しますよね。大企業に入った人がいい環境で働けているのは、“世論が業績に響くから、社員をお客さん扱いしている”のではないかと思うこともありました。よく、“公務員は最高”みたいなことを言う人もいますが、大企業に比べれば社会から守られていないと感じます。なぜなら、公務員がひどい目に遭っても、世間の人は心のどこかで“ざまあみろ”と思っているから。自分たちの税金でのうのうと暮らしている公務員は苦しい思いをして、滅私奉公して当然だと絶対に思っています」

1/2ページ

最終更新:7/24(日) 9:00

Suits-woman.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Suits WOMAN

小学館

2016年 秋号
10月5日発売

590円(税込)

働く30代のためのリアルライフマガジン。
マネー、美容、健康、デジタルなど
きちんと地に足の着いた“堅実女子”の
不安や悩みにきめ細かくお応えします。

Yahoo!ニュースからのお知らせ