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情熱を追いかけてはいけない。米リアリティ番組の司会者が語った本音のメッセージ

ライフハッカー[日本版] 7/24(日) 23:10配信

それがどこへ向かっていようと、情熱を追いかけるべきなのでしょうか? 好きなことだけをするべき? それとも、していることを好きになるべき? どの道を行くべきかどうやって決めればいい? 避けるべき道とは? リアリティ番組『Dirty Jobs(汚い仕事)』や『Somebody's Gotta Do It(誰かがしなければならない仕事)』などで司会を努めるマイク・ロウ氏が、PragerUの2016年の卒業式訓示で、「汚い真実」について持論を語りました。以下はロウ氏のスピーチです。

汚い真実

今日、難しいこと抜きで、みなさんにお話できることは2つだけです。1つは「おめでとう」。もう1つは「幸運を」です。あとは全部、「汚い真実」と私が呼ぶものについてのお話です。まあ、あくまで「私の意見では」ってことですけどね。

私の意見では、あなた方はみな、最悪のアドバイスを与えられてきました。そのアドバイスはこれです。

情熱を追いかけろ

アカデミー賞を見ていて、いつもぞっとする瞬間があるんです。それは、トロフィーを手にした映画スターが、マイクを持った時です。みんな、だいたいこんなことを言います。「お前には無理だ、なんて言葉に耳を貸しちゃだめよ!」「絶対に夢をあきらめるな!」

もちろん私だって、へこたれないことや、自分を励まし続けることがどれほど大切かはわかっています。でも、見ず知らずの人に対して、その人の夢が何なのかも聞かないうちから、「夢をあきらめるな」なんてどうして言えるのでしょうか? どうしてレディー・ガガに、あなたの情熱があなたをどこへ連れていくのかがわかるのでしょうか?

そういうことを言う人たちは、アメリカン・アイドル(全米で大人気のオーディション番組)を見たことがないのでしょうか? 毎年、何千もの人が野望を抱いてやって来ますが、結局、自分には思っていたほどのスキルがないことを思い知って帰っていきます。

本当に感慨深い気持ちになるのは、世の中には才能がない人がこんなにたくさんいるのか、と気づかされるからではありません。情熱と能力の間にはほとんど何の関係もない、ということをまざまざと見せつけられるからです。もっとも、趣味について話しているなら、情熱を追いかけるのも悪い選択肢ではありません。

でも、生計を立てる仕事について話すなら、「汚い真実」を見てみないフリをすることはできません。つまり、いくら情熱があるからといって、あなたがそれがクソみたいに下手じゃないとは限らないということです。好きな分野で学位を取ったからといって、「夢の仕事」に就ける保証はどこにもありません。

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最終更新:7/24(日) 23:10

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