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「直接のライバルに行くなんて…」 後継者イグアインの111億円移籍にナポリの英雄マラドーナが落胆

Football ZONE web 7/24(日) 20:10配信

伊紙報じる 「エース失格」と酷評から手のひら返しも再び…

 アルゼンチン代表とナポリの誇るレジェンドがエースのユベントスへの移籍劇に怒りを露わにしている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、正式発表を待つばかりとなったアルゼンチン代表ゴンサロ・イグアインのナポリからの脱出劇について、ディエゴ・マラドーナ氏の落胆ぶりを紹介している。

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「残念だ。イグアインが国内の直接的なライバルであるユベントスに行くなんて」

 そう語り始めたレジェンドは、昨季序盤にイグアインを「ナポリのエースとしては失格だ」と一刀両断にしていたが、ゴール量産を始めると「イグアインに謝罪したい。ナポリのエースであり、レジェンドになれる男だ」と、完全に手のひらを返して絶賛していた。そして、イグアインはセリエA歴代最多36ゴールを獲得した。しかし、ユベントスへの111億円移籍が近づくと、その手のひらを元に戻すかのように怒りの言葉を並べ始めた。その矛先は、クラブだけでなくサッカー界を取り巻く状況にも向かい始めた。

最後はFI FAに恨み節

「イグアインだけの責任ではない。選手には責任があるが、今ではビジネスをする側の都合ばかりが優先されるんだ。そういう者ばかりが喜んでいるんだ。誰もファンのことなど考えない。うんざりするような話だが、今となっては良い会長でいることより、優秀なビジネスマンでいることが重要なんだ。私の時代にこんなことは起こらなかった。FIFAはいつまで眠り続けているんだよ」

 FIFA会長選挙への立候補に前向きだったマラドーナ氏だけに、最終的にはFIFAを中心としたサッカー界全体の問題であると怒りを露わにしている。だが、その引き金になったのは母国の後輩であり、自らの後継者に指名したエースによる背徳のユベントス移籍にあることは間違いなさそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/24(日) 20:10

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