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旅先で地元の人々の笑顔を撮るコツを 百戦錬磨のフォトグラファーが伝授!

CREA WEB 7/24(日) 12:01配信

 山口規子さんは、世界中を旅しながら、ジャンルを横断した素敵な写真を撮り続けるフォトグラファー。風景、人物、料理……、地球上のさまざまな場所でこれまで撮影してきた作品をサンプルとして使いながら、CREA WEB読者に旅写真のノウハウを分かりやすくお伝えします! 

vol.16 ラオス
街を歩けば懐かしい笑顔が飛び込んでくる!

 暑い夏がやってきました。暑いと言えば、最近アジアの中で目覚ましい発展を遂げているラオスが熱い! ということで、今回はラオスで人物スナップの撮り方をお教えします。

 正式名称「ラオス人民民主共和国」、通称「ラオス」は海に面しておらず、山岳地帯とメコン川流域を中心に栄えてきた仏教国である。世界遺産に登録された町ルアンパバーンには70以上の寺院があり、今では早朝の托鉢風景が観光のひとつとなっているほど。

 街を歩くとなぜか懐かしい笑顔が飛び込んでくる。日本人が忘れかけていた何かが残っているラオスを歩いてみよう。

人物スナップ撮影・究極の選択 その1「話しかけてから撮る? 撮ってから話しかける?」

 最近では肖像権という問題から人物スナップの撮影が難しくなってきている。しかし肖像権ばかり気にしているとフォトジャーナリズムの衰退にも繋がりかねない。ここでは難しい論争はさておき、旅をしながら人物スナップを撮る時の基本は「話しかけてから撮る」か「撮ってから話しかける」の二者択一となる。

 話しかけてから撮ると相手がかしこまってしまい、いい表情が撮れない。ならば、隠し撮りとまでは言わないがまずは撮影、そして話しかける。この選択はその場の雰囲気で自ら判断しよう。またこの選択は目線をもらうか?  目線なしか?  にもつながってくるので、その点も留意しながら選んでほしい。

 話しかけて撮影のOKがもらえた場合は撮影セッティングに余裕ができるので、マニュアルモードで被写界深度を浅くしたり、深くしたり自分の思いのままに撮る。

 話しかける前に撮る場合は、その人の最高の瞬間を逃さないためにも撮影モードはプログラムオートがオススメである。お祭りや子供が遊ぶシーンなどはこちらの場合が多い。

 どちらにしても相手に不快感を与えないように話しかける。そして相手に撮影を拒否されてもめげてはいけない。旅はまだまだ続くのだから、めげない精神力を鍛えよう。10人話しかけて1人OKをもらえたらラッキー!  ぐらいな心構えで撮影に臨もう。

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最終更新:7/24(日) 12:01

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