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市民からの反響は100件以上―政活費をネット公開した伊藤優太・仙台市議が寄稿

政治山 7/25(月) 11:50配信

 31日投票の東京都知事選では、舛添要一前知事の辞職原因となった「政治とカネ」が主要テーマの1つといえます。国会議員の場合、歳費とは別に月額100万円の文書通信交通滞在費(文通費)と、国会各会派に所属議員1人当たり月額65万円の立法事務費が支給されますが、いずれも使途の公開は義務づけられていません。

 地方議員の場合、議員報酬とは別に各議会で定められた月額の政務活動費(政活費)について、地方自治法で、地方議会の会派や議員が、収支を議長に報告するよう規定されています。政活費はおよそ6割の自治体で支給されており、領収書の添付などは各自治体の判断に委ねられていますが、報告の制度化によって野々村元兵庫県議の不正問題が発覚しました。

国より地方で進む政治資金透明化の取り組み

 地方議会では、さらに一歩踏み込んで政治資金の流れを透明にしようと志す議員がいます。ブロガー都議として有名な音喜多駿議員(32)は議員報酬を含めた収支全てをブログだけでなく新聞紙面上でも公開し、有権者の啓発に努めています。また、千葉県議会の水野友貴議員(33)は昨年度、余った政活費274万円余を返還しました。

 今回ご紹介する仙台市議会の伊藤優太議員(31)は昨年8月の初当選後、同年9月から今年3月に交付された政活費245万円の収支と領収書を自身のウェブサイトで公開しました。同市議会では、政活費の収支報告書と領収書の提出を全議員に義務付けており、過去5年分の提出内容は議会棟で申し込めば閲覧できますが、ネット公開の規定はありません。

 伊藤議員の公開は、仙台市議で初の試みとして地元ニュースにもなりました。その思いについて、今回、伊藤市議にご寄稿いただきました。

◆地方議会や地方議員の襟を正す姿勢が問われている

伊藤優太(仙台市議会議員)

 宮城県議会では自民党所属の安部孝県議会議員が政務活動費の不適切な支出により議長職を辞任した。現在行われている東京都知事選挙でも「政治とカネ」が争点のひとつになっている。

 公金の支出のあり方について、市民の視線は厳しくなっている。毎日歯を食いしばって、働いて収めた税金の使い道を決めるのが政治である。政治に誠実さ、透明性を望むのは納税者として当然の願いだろう。

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最終更新:7/25(月) 11:50

政治山

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