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「ポケモンGO」相場の次は、アレ関連のリバウンド相場!? 

会社四季報オンライン 7/25(月) 20:46配信

 まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには「半歩先読み」が重要です。

 任天堂 <7974> が先週末7月22日の午後7時に、「ポケモンGO」配信による同社業績への影響は限定的であり、現時点での業績予想の修正は行わない旨のリリースを出しました。これを受けて週明け25日の東京市場では、任天堂株が5000円(17.7%)ストップ安の2万3220円と売られるなど、「ポケモンGO」関連銘柄がそろって急落しました。

 今ままで任天堂などの「ポケモンGO」関連銘柄に引き寄せられていた個人投資家の投機的な資金が、別の銘柄へと向かう可能性が出てきました。実際、25日の東京株式市場では日経平均株価が小幅安となる一方、東証マザーズ指数は小幅高で終えるなど東証マザーズ銘柄に資金が戻ってきているようです。

 そこで注目されそうなのが、昨年12月から1月に掛けて大相場となった「フィンテック関連銘柄」です。今回はリバウンド相場が期待できる3銘柄ご紹介いたします。

■ インフォテリア(3853、東証マザーズ)

 東京都品川区に本社がある企業向けのデータ連携ソフト「ASTERIA(アステリア)」とタブレット・スマホ連携ソフト「Handbook(ハンドブック)」が2本柱のシステム会社です。

 基本的にはカスタマイズのないパッケージソフトを販売しているため変動費が少なく、損益分岐点を超えて売上高が増加すれば利益率が上昇します。現在ではストック型のビジネスの売上高比率が約60%を占めており、今後も安定的、継続的な成長が期待できそうです。

 ■株式データ
株価 815円
単元株数 100株
予想PER(連)59.9倍
実績PBR(連) 4.43倍
予想配当利回り 0.38%
時価総額 約122億円

■ アイリッジ(3917、東証マザーズ)

 東京都港区麻布台に本社のある、ネットと実店舗を連携する「O2O」(オンライン・ツー・オフライン)のマーケティング支援企業です。O2Oやスマートフォン向け位置情報連動型サービスの分野では業界トップクラスの実績があります。

 ブロックチェーン技術の「mijin」と、当社の位置連動ソリューション「popinfo」を組み合わせることによって、フィンテックとO2Oを融合した、より集客力と安定性の高いバックエンド環境をアプリ向けに提案可能となり、効率の高いフィンテック関連アプリ開発サービスをワンストップで提供できるようになります。また、「ポケモンGO」の大ヒットで、位置情報の重要性が認識されれば大きな追い風になりそうです。

 ■株式データ
株価 3,695円
単元株数 100株
予想PER(連)126.98倍
実績PBR(連) 12.56倍
予想配当利回り 無配
時価総額 105億円

■ さくらインターネット(3778、東証1部)

 大阪市中央区南本町に本社があるデータセンター運営の業界大手企業です。通信環境を左右する回線容量は、国内事業者では最大級です。総合商社の双日 <2768> が筆頭株主で、大阪、東京、北海道にデータセンターを保有しています。東京と北海道の石狩データセンターを活用して、プライベート・ブロックチェーンのクラウド化技術「mijinクラウドチェーンβ」を提供しています。

 ■株式データ
株価 953円
単元株数 100株
予想PER(連)58.11倍
実績PBR(連) 7.44倍
予想配当利回り 0.26%
時価総額 約324億円

 *株価データは2016年7月25日終値ベース

 藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)/SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト。愛称は「相場の福の神」。ITストラテジスト、オールアバウト株式ガイド、阪神タイガースファン。著書に「朝13分で、毎日1万円儲ける株」(明日香出版社)など。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

藤本 誠之

最終更新:7/26(火) 17:56

会社四季報オンライン