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〈モーイ〉が本格展開開始! マルセルが緊急来日です。

Casa BRUTUS.com 7/26(火) 14:00配信

高い芸術性を誇る〈モーイ〉のショップが青山に誕生。

ディレクターのマルセル・ワンダースに話を聞きました。

場所は南青山の骨董通り近く。馬やブタのリアルな姿を照明や家具に変換したアニマルシリーズや、クラシカルな棚やシャンデリアのフォルムを紙で立体化したペーパーシリーズなど、驚きのラインアップで多くのファンを獲得しているオランダ発のインテリアブランド、〈モーイ〉の日本初のオンリーショップが誕生した。オープンに合わせ、同ブランドの設立者でありアートディレクターも務める、マルセル・ワンダースが来日。さて、完成したばかりのショップを目にした、今の気分はどうでしょうか?

「2001年のブランド誕生当時は、日本にショップができるなんて想像もしなかったから嬉しいよ。当時はアイデアがあふれ出ている時期で、それを形にすることに必死だったんだ。日本は本当に大好きな国。どんなものでも細かなディテールまで作り手の愛が込められていることを感じられるからね」

店内は〈モーイ〉監修による内装で、今年のミラノサローネで発表された自身の新作《チャールストンソファ》を筆頭に、ベルトヤン・ポットやスタジオ・ヨブ、フロントなど作家性の強いデザイナーらが手掛けたオリジナリティーあふれる、まさに〈モーイ〉ならではの製品で構成されている。どれも見れば見るほど自由すぎるデザインな気がするが、各デザイナーとはディレクターとしてどんな関わり方をしているのだろうか?

「彼らのデザインに制限を設ける要望や指示を出すことは絶対ない。ただ、製品化に向け、技術的に解決しなければいけない問題が出た場合は一緒に考える。カーボンファイバーを素材にした初期の〈モーイ〉を代表する製品、ベルトヤン・ポットの《カーボンチェア》は、当初彼のスタジオだけでの製造では流通させるのが難しく、編み込み技術の高いフィリピンの工場を探して量産化にこぎ着けたよ。そして時には挑戦もする。今年発表したポール・コクセッジの大理石のソファは、彼にスケッチを見せてもらい、本当にクレイジーだと思った。すごい重量だし、輸送費など頭を悩ますことが結構あったけど、素晴らしいデザインだから作ったんだ。結果的には買い手も付いて満足できたよ(笑)」

デザイナーの個性を尊重してこそ生まれる、魅力的な〈モーイ〉の製品。その背景を楽しそうに語るマルセル・ワンダースのディレクションから、今後も何が飛び出すのか、期待せずにはいられない。

moooi TOYO KITCHEN STYLE

世界4番目の〈モーイ〉のオンリーショップ。全2フロアに、家具、照明、オブジェ、カーペットなどの定番から新作までが並ぶ。
東京都港区南青山6-11-1 TEL 03 3400 1040。11時~19時。水曜休。

photo_Junpei Kato, Francesco Dolfo text_Masato Kawai

最終更新:7/26(火) 14:00

Casa BRUTUS.com