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伊紙がミランの“ゼロ円補強”復活を断罪 「幽霊のようにやって来て去る選手が…」

Football ZONE web 7/26(火) 9:08配信

ミランがレアルを退団したアルベロアの獲得を発表

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、レアル・マドリードを退団した元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアと契約を結んだことを発表した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「ミランはまたもゼロ円補強を始めるのか」と特集している。

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 ここ5シーズンほどのミランの補強戦略のなかで、昨季開幕前の夏の移籍市場はやや趣の異なるものだった。シルビオ・ベルルスコーニ会長は1億ユーロ(約116億円)を市場に投下し、UEFAチャンピオンズリーグ出場権が得られる3位以内の確保を厳命した。

 しかし、ガゼッタ紙はこの1億ユーロを「投げ捨てた」と酷評している。実際、昨季の新加入選手で期待に近い活躍を見せたのはコロンビア代表FWカルロス・バッカくらいで、他の選手たちは平均点以下であると断じている。そして、「その苦い経験がミランを再びゼロ円補強へ動かしてしまったのか」としている。

 ミランは2012年夏の移籍市場で、当時のエースFWズラタン・イブラヒモビッチやDFチアゴ・シウバをパリ・サンジェルマンに売却したあたりから資金難が表面化した。それ以来、MFリッカルド・モントリーボ、FWジェレミー・メネズ、本田といったここ数シーズンで多くの試合に出場した選手たちは、前所属チームとの契約満了に伴いゼロ円移籍でかき集められた。しかし、金銭を市場に投下して選手を獲得する通常の補強でチームを強化するユベントスやナポリ、ローマに成績は遠く及ばず、3季連続でヨーロッパでの戦いを逃す体たらくとなっている。

中国への身売り交渉が長引いた影響も…

 ガゼッタ紙は、中国への身売り交渉が長引いている状況から仕方のないものだとはしながらも、「アルベロアで何かが大きく変わるわけがない」と補強の効果性に疑問符をつけている。そして前述の3人は“まだマシ”な方で、「幽霊のようにやって来て幽霊のように去る選手が後を絶たないのが、ゼロ円補強選手たちだ」とその補強方針を厳しく批判している。

 果たしてミランは中国からの資金を手にして、市場から選手を購入してかつての栄光を取り戻す足がかりをつかめるのか。それとも、主力を売ってゼロ円で補強する負のサイクルから抜け出せずに泥沼にはまり込んでしまうのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/26(火) 10:07

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