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移籍直後の清武も負傷、サッカーで内転筋のトラブルはなぜ頻出するのか

THE ANSWER 7/26(火) 10:11配信

セビージャ移籍の清武弘嗣、右内転筋の肉離れで全治3~4週間

 スペイン1部のセビージャに移籍した日本代表MF清武弘嗣が7月11日に右内転筋を負傷。肉離れで全治3~4週間と発表された。

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 サッカーの世界ではプロアスリートのみならず、少年少女などでも内転筋のトラブルが頻発している。その要因、治療法や復帰までの過程、後遺症のリスクなどについて、サッカー元日本代表MF中村俊輔(横浜Fマリノス)の専属トレーナーなどを務める入船しんもり鍼灸整骨院の新盛淳司院長に語ってもらった。

「内転筋とは、足を内側に持ってくる動きをする時に使う筋肉です。サッカーでは、インサイドキックやターン、ストップ動作の際に使われます。サッカー選手には内転筋の肉離れが多いですね。捻る動きを伴う野球の選手も故障しがちな部位でもあります。様々な原因が考えられますが、発症には2つの要因が考えられます」

 新盛院長は続ける。

「まずは筋肉の位置的な問題です。内転筋は伸びた状態になりやすいということです。ボールをキックする時、特にインサイドキックという足の内くるぶしでボールを蹴る際は、股関節を開き、膝を外に向けてスイングします。その際に、内転筋は伸ばされていき、その状態から、ボールにインパクトする時に急に今度は縮むので、カウンターで負荷がかかる。肉離れが起こりやすいメカニズムです」

肉離れが起こりやすい状況とは…

 恥骨から膝の内側に広がる内転筋はボールを蹴るインパクトの瞬間に、最大の負荷がかかる。新盛氏によると、この時にダメージを負うケースが多いようだ。

「もう一つの理由は機能の問題です。捻る動きのパワーバランスがそこには存在します。股関節周囲の筋肉は膝を外に向ける外旋の筋肉の方が強く、膝を内側に向ける(内股にする)内旋の筋肉は弱い、という構造になります。

 ですからインサイドキックの際、膝を外に向けるガニ股のような姿勢の際は、内股にするための弱い筋肉に余計に負荷がかかります。ボールのインパクトの際は、足を閉じる動きに加え、内股にするという2重の負荷がかかります。筋肉が伸びながらカウンターで更なる負荷がかかります。このために肉離れを起こしやすくなります」

 新盛院長はこう説明する。それではリハビリや再発防止にはどのような取り組みが必要なのだろうか。

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最終更新:7/26(火) 13:02

THE ANSWER

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