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ミラン本田に迫る危機 伊紙がモンテッラ体制3トップで“ベンチ要員”と予想

Football ZONE web 7/26(火) 17:12配信

移籍濃厚なバッカの後釜にニアングを指名

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、今季4-3-3システムの3トップにイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラ、元U-21フランス代表FWエムベイェ・ニアング、元U-21スペイン代表MFスソを先発で起用する方針であることが発覚。去就問題の浮上する日本代表FW本田圭佑の出場機会が減る可能性が高まっている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、「ミランはモンテッラ監督がニアングを支持し、スソ、ボナベントゥーラ、ニアングの3トップを考えている」と特集している。

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 ミランは昨季18得点のコロンビア代表FWカルロス・バッカを放出する可能性が高まっているが、新監督には考えがあるという。

「バッカの運命を待っている間、モンテッラ監督はすでに誰が自然な代役なのか、正確ではっきりとした考えを持っている。監督はフランス人選手のニアングに賭けたいと思っている」

 記事ではニアングへの期待値の高さをこう報じている。昨季は攻守にわたる豊富な運動量と圧倒的なフィジカルを武器にリーグ戦で5得点を奪うなど好調だったが、年明けにガールフレンドの運転する自動車で交通事故に遭い、後半戦をほぼ棒に振った。ニアングの前線からのプレッシングを失ったシニシャ・ミハイロビッチ元監督の率いるミランは、攻守のバランスが崩れて失速。シーズン途中での解任の一因にもなった。

スソの評価上昇で本田は苦しい立場に

「ニアングとの4-3-3ではアグレッシブな攻撃を仕掛ける。スソとボナベントゥーラの助けを得られると考えている。そうすれば攻撃の平均年齢は23歳となり、記録的に若い。ベルルスコーニ会長は何年も若い選手に賭けようとしていた。攻撃はルイス・アドリアーノとラパドゥーラが加わることで完全とならなければいけない」

 記事ではこう分析されている。昨季本田の定位置だった右サイドには1月から半年間ジェノアにレンタル移籍し、6得点2アシストと活躍したスソが入る予定。同じ左利きで技術と創造性で本田を凌ぐアタッカーを高く評価するモンテッラ監督は、フロントに放出禁止令を出すほど惚れ込んでいるという。

「モンテッラ監督はまだわずかな練習時間で、すでにスソとニアングには将来性があることを期待している」と報じられている。昨季ミハイロビッチ政権下で4-3-3システムの際に出場機会を失った本田は、地元メディアから「パンキナーロ(ベンチ要員)」という寂しい異名を与えられた。

 昨季1得点3アシストというリーグ戦での不振により「クビにされても仕方ない」と反省していたが、武者修行でたくましさを増したスソに現時点では抜かれた模様。本田に対するオファーも打診もないとイタリアメディアは報じているが、移籍先が見つからなければ再び屈辱の「パンキナーロ」となるかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/26(火) 17:12

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