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創部3年目で全国制覇 中学生硬式野球チーム、躍進の裏側

THE ANSWER 7/27(水) 11:45配信

食品メーカー営業職から少年野球の指導、そして全国制覇

 神戸電鉄・六甲駅から車で約10分、六甲山の山あいの一角。秘密基地さながらの場所にグラウンド、ブルペンとバッティングゲージが見える。2014年に行われた第40回全日本選手権ポニー大会優勝チーム「神戸エキスパート」は、この練習場で日夜練習に励み、創部3年目にして日本一をつかみ取った。チームを率いる西村栄作総監督は「うちはどこよりも練習をしている。そこは自信を持って言えます」と、質の高い練習量に裏付けられた選手らの技術向上に胸を張る。練習は土・日・祝日に密度の濃いメニューをこなし、平日練習は週2日とメリハリをつけている。

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 神戸エキスパートは5年前、NPO法人神戸エキスパートスポーツ振興協会を立ち上げたことから誕生した。野球はグラブ、バットなど必要な用具をそろえるだけでも金のかかるスポーツ。神戸エキスパートは、保護者の経済的負担、時間的負担(お茶当番、指導者の食事の世話)を軽減し、経済的に困窮する家庭の子供の受け入れを積極的に行う。硬式野球をやりたい子供や保護者が参加しやすい環境を提供するのが大前提。練習施設はすべて手作りで、遠方への遠征なども多数の寄付、協賛で賄われている。

「チワース」「お願いします」――。選手らが授業を終えて練習場に続々と集まってくる。チームは基本、近隣の中学校に通っている生徒らで構成されているが、中には学区外から練習に参加する選手もいる。それだけの魅力がこのチームにあるということだ。

 西村総監督は食品メーカーの営業職を通じて、少年野球の指導を始め、これまで多くの選手を野球名門高校、大学、プロへと送り込んでいる。成長期の選手育成手腕には定評があり、現在でも西村総監督に指導を仰ぐプロ、アマ選手は多く、教え子らはチームの練習に参加することもある。こうした人脈を肌で感じた選手らは、西村総監督や中村次郎監督について行けばうまくなれると確信しているのだろう。

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最終更新:7/27(水) 13:01

THE ANSWER

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