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今季残り全試合欠場表明のフェデラー、来季完全復活は? 識者の意見割れる

THE ANSWER 7/27(水) 20:00配信

今後は左膝のリハビリに専念するフェデラー、来季完全復活なるか

 テニスの男子シングルス世界ランク3位、ロジャー・フェデラー(スイス)が持病の左膝の故障で8月に開催されるリオデジャネイロ五輪や全米オープンなど2016年度の全日程を欠場することを表明した。苦渋の決断を下したグランドスラム優勝17回の名手は35歳となる来季、完全復活できるのだろうか。

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「親愛なるファンへ。私はリオでのオリンピックの大会にスイスを代表して出場できないこと、そして、今季残り日程を回避するということを表明することに最大の落胆を感じている。主治医とチームに相談して、全ての選択肢を検討した。今年序盤に手術を受けた膝のリハビリ期間を延長する必要があった」

 フェデラーは自身のフェイスブックで苦渋の決断についてこう綴った。全豪オープン後の今年2月に左膝内視鏡手術を実施。全仏オープンは腰痛のために欠場し、四大大会連続出場記録は65回でストップした。その後、ウィンブルドンで復調ぶりを披露するも、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に敗れた準決勝で左膝を痛めてしまった。

 米スポーツ専門テレビ局ESPNではフェデラーの来季について、識者に対するアンケート企画を実施。元女子シングルス世界3位のパム・シュライバー解説員は復調に太鼓判を押している。「2、3の大会は必要になるけど、数か月後に彼は本当にハイレベルに戻ると思う。最高のテニスを見せていた今年のレベルにね」と語っている。

フットワーク、瞬発力か鍵? ベテランの復活には厳しい声も

 一方、ESPNのテニス担当グレッグ・ガーバー氏は「膝が回復すれば、ほとんど変わらない。彼は現役の98パーセントのテニスプレーヤーを依然として凌駕している、だが、アレクサンダー・ズベレフ(25位・ドイツ)やドミニク・ティエム(9位・オーストリア)のような若い選手に敗れることは珍しくなくなるだろう」とし、世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位アンディー・マレー(英国)に次ぐ実力者であることは間違いないが、若手に不覚を取る試合は増えると分析している。

 男子シングルス元世界ランク4位のブラッド・ギルバート解説員は「ウィンブルドンで彼が最高のプレーを見せたことは忘れてはならない。だが、特にスポーツの世界では年齢による衰えというものには抗えない。彼が長期離脱した後にフットワークがどうなるかに全てはかかっていると思う」と語っている。元世界王者のアンドレ・アガシ氏や錦織圭(日清食品)らのコーチを務めた経験を持つギルバート氏は瞬発力を維持できるかが完全復活の鍵と見ているようだ。

 復活に執念を燃やすベテランに対する厳しい声も多い。テニス担当のメリッサ・イサクソン記者は特集の中で「もしも復活できるのなら、彼はグランドスラムで躍進を果たせる。膝が万全なら、ツアーでの優勝さえも果たせるだろう。だが、35歳での完全復活は予想できない」と全盛期を取り戻すことは不可能と指摘している。

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最終更新:8/27(土) 0:07

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