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「完全なオリジナル」なんて存在しない?創造性にまつわる7つの誤解

ライフハッカー[日本版] 7/27(水) 21:10配信

誰もが経験したことがあるはずです。インスピレーションが湧いてきた時の、あのうっとりするような、神秘的な瞬間を。クリエイティビティ(創造性)は、人をやみつきにさせるものです。そして、無神経な言い方かもしれませんが、利益をもたらしてくれるもの。同時に、残念ながら、気まぐれなものでもあります。こちらが手に入れようと追いかければ追いかけるほど、手からすり抜けていくものなのです。

「クリエイティブのプロ」という看板を背負っている人ほど、この感覚を強く実感しているでしょう。デザイナー、ライター、ミュージシャン、プログラム開発者。携わっているのがいずれの分野であれ、直面する問題は同じです。「クリエイティブの源が干上がってしまったら、どうしよう?」 より端的に言ってしまうと、「自分のエネルギーが、時間が、生活の回転の動きが鈍くなったら、どうしたらいい?」

クリエイティビティのこととなると、陥ってしまう根本的な問題は、多くの人が間違ったところへと答えを探しに行ってしまうということです。でも、どうか気分を害さないでください。方向間違いをしてしまうのは、必ずしもあなたのせいではありません。そういうわけで、誰もがやってしまいがちな、クリエイティビティにまつわる7つのありがちな誤解と、その対処方法についてまとめてみました。

誤解1:「オリジナルであるべし」

ああ、オリジナルであるということ。「自分がいちばん最初」であるという感覚は、自由な感じがするものです。

とはいえ、世界人口が70億人を超えている現在、「史上初」であるなんて思うことすら、現実的には難しいでしょう。でも、絶望しないでください。というのも、クリエイティビティの世界では、オリジナリティはあまりにも過大評価されているのです。元米lifehacker編集長Adam Pashも同じことを言っています。

“ 完全にオリジナルなアイデアが浮かばないと思ったとしても、それで世界が終わるということはありません ”

おそらく、あなたは自分に誠実であろうとしているだけです。

自分がわかっていることを大切にして、ほかのものから、盗んでみてください。そして、それ以外の優れたアイデアなどとひとまとめにして、何かをつくりだしてみましょう。必ずしもオリジナルとは言えなくても、きっと新しく、面白いものになっているはずです。

つまり、クリエイティビティは、完全に新しいとか、未知であるといったものから生まれるわけではないのです。それよりもむしろ、あなたがすでによく知っているものからスタートして、新たなアイデア源と新しいアングルで混ざり合ったり、組み合わさったりして、つくられるものなのです。

この「組み合わせる」というワードは、ここではきわめて重要なものです。クリエイティブの天才、ピカソと、デザイナーのアイコン的存在、ポーラ・シェアの言葉を借りて、Brain PickingsのMaria Popovaは以下のように説明しています。

“ この2人の話(ピカソは、5分のスケッチに自分の全人生がつまっていると言い、シェアは、さまざまな知識やアイデアを元に作品をつくりだしていると言った)は、誰もが、心の奥深く、直感レベルで理解できる一方で、クリエイティブのエゴ的には、ある種受け入れがたいことをとらえています。それはつまり、クリエイティビティとは、組み合わせによって成り立つものであり、完全にオリジナルなものなどないということ。すべてのものは、過去にあったものをもとにつくられており、私たちは自分の人生を通して蓄積された既存のインスピレーション、知識、スキルそして、見識を、組み合わせ直すことによって、信じられないほど新しいものをつくることができるのです ”

ここでのポイントは、印のない地図でクリエイティブの旅を始めるべきではないということ。あなたにインスピレーションを与えてくれる人、場所、アイデアから、まずは始めてみるということ。そして、「盗む」のを決して恐れないということです。

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最終更新:7/27(水) 21:10

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