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男性上司のための、女性部下への接し方に関する1つのアイデア

ライフハッカー[日本版] 7/27(水) 22:10配信

男性上司と女性部下との間には、とかく誤解が生じやすいもの。それはなぜなのでしょうか?『男性上司の「女性は気がきくね」はなぜ地雷なのか?』(齋藤直美著、あさ出版)の著者はこの点について、多くの男性が「女性の特性を理解していないこと」に行き着くと分析しています。

“ つまり、女性ならではの考え方や感じ方を理解しないまま、コミュニケーションを取ってしまうから、それが仕事の進め方の違い、モチベーションの違いとなって、さまざまな誤解を招いてしまうのです。(「はじめに」より) ”

しかし、それはチャンスでもあると著者はいいます。女性の特性を理解すれば、男性のひとことが女性のモチベーションに火をつけ、女性が持っている遷座能力を活かすことができるから。いわば、そのために書かれたのが本書だということ。第3章「できる上司はこの『接し方』で、やる気を引き出す」を見てみましょう。

「私、できません」には“3ステップ“で対処する

女性は物事がうまくいかなかったとき、自分に非があったと考える傾向があるのだそうです。そして「うまくいかなかったらどうしよう」「迷惑をかけてしまうんじゃないか」という恐怖心に縛られ、なかなかチャレンジしなくなるというのです。著者によれば、そんなとき男性上司の役割は背中を押すこと。そしてここでは、そのための“3ステップ“が紹介されています。

まず1つ目が、「女性の視野を広げてあげること」。ひととおり相手の考えを聞いたあと、思い込みに気づかせる質問をするというのです。ただし、「それは君の思い込みだろう?」と否定的に指摘するのではなく、主観も否定せず聞くことが大事。

1.「それは本当かな?」
本人は、「自分の主観=事実」と思い込みがち。しかし、それが誤った認識となっていることもあるものです。そこで、「それは本当かな?」と問いかけることで客観的視点を与え、事実ではなく主観であることに気づかせるわけです。さらに「どんな点でそう思うの?」と相手の意見を聞くことで、主観と事実が明らかになっていくといいます。


2.「ほかにはないかな?」
思い込んでいる時は視野が狭くなっており、過去の経験から「できる・できない」「A or B」という2つの選択肢で物事を判断する傾向があるとか。こういう2択の視野を広めるためには、「ほかにはないかな?」という質問が効果的だそうです。なお、「そんなのない!」と切り返されたら、「新しい方法でやるとしたらどんな方法があるかな?」など、他の可能性を示していけばいいといいます。


3.「もしやったらどうなるの?」「もしやらなかったらどうなるの?」
2.の質問をした結果、それでも「無理です」「できません」といわれたら、「もし○○をやってみたらどうなるの?」と未来に思考を向けさせる質問をすべき。「もし、○○をやってみたらどうなるだろう? なにが得られるだろう?」「もし、やらなかったらどうなるの? やらないデメリットってなんだろう?」と、メリットとデメリットを客観的に見て判断を促していくというのです。


なお、1~3の質問のとき注意したいのは、考える時間をしっかり与える、答えを待つことだといいます。

そして2つ目は、「ねぎらうこと」。自信をつけてもらうために女性をほめる男性上司が少なくありませんが、それは避けるべきだとか。なぜなら自信がない女性の多くは、ほめられると逆にプレッシャーを感じるから。もし一声かけるのであれば、「ありがとう」「○○してくれたおかげで、助かったよ」などと「プロセスをねぎらう言葉」を伝えるべきだというのです。プロセスをねぎらえば「日ごろの仕事を見ている」ことを伝えることもでき、そこから少しずつ自信が生まれるもの。

3つめは、「小さなことから任せること」。いきなり大きなチャレンジをさせても、失敗を恐れて行動しようとはしないもの。そこで、まずは小さな成功体験を積ませ、少しずつレベルを上げていく。小さな一歩を確実に体験させることが重要で、そこから少しずつ自信が高まっていくというわけです。(98ページより)

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最終更新:7/27(水) 22:10

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