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【総体】名門・市船に超新星現わる! 公式戦初先発の1年生アタッカー郡司が衝撃の3ゴール!!

SOCCER DIGEST Web 7/27(水) 21:08配信

試合前のスタメン発表で「ビックリした!」。

[インターハイ1回戦]市立船橋 3-0 秋田商 7月27日/広島広域公園第一球技場
 
 千葉の超名門にニュースターが誕生した。

Jクラブ最注目の高校ナンバーワンDF・杉岡大暉。市立船橋の大黒柱が面食らったFWとは?


 
 史上最多9回目のインターハイ優勝を狙う市立船橋。堅守自慢の秋田商との初戦は、朝岡隆蔵監督が戦前に予想した通り、「難しい展開」となった。
 
 自陣に引いた相手をいかにパスワークで揺さぶり、攻撃にアクセントを加えて好機を掴むか。ゲームアプローチは明確だった。杉岡大暉③(丸数字は学年)と原輝綺③の技巧派CBコンビを軸に重厚なビルドアップを構築し、司令塔の高宇洋③が神出鬼没な動きを見せ、U-17日本代表の桧山悠也②が右サイドで起点となる。だがそれでも、点が線とはならず、攻めあぐねた。
 
 そんななか均衡を破ったのは、左サイドでの抜擢登用に奮起した1年生、郡司篤也だった。
 
 試合前のスタメン発表で「ビックリしました!」と語るルーキーは、前半11分、右サイドの桧山のグラウンダーのクロスにファーサイドで呼応し、右足で冷静に流し込み、貴重な先制点を挙げる。同28分に絶妙な位置取りから2点目を奪取すると、ゲームが膠着していた後半23分には狙い澄ました右足ミドルをねじ込み、鮮やかにハットトリックを達成した。チームの全得点を叩き出して見せたのだ。
 
 中学時代は優秀なドリブラーを輩出することで有名なJSC CHIBAで技を磨き、今春に市立船橋の門を叩いた。攻守両面での高度な戦術を前に「最初はまったく付いていけなかったんですけど、先輩たちのアドバイスのおかげで少しずつ順応しました」と、途中出場を重ねてきた。大きな衝撃を受けたのが、プレミアリーグEASTの大宮ユース戦(7月3日)だ。試合終了間際のわずか数分間の出場ながら、初めてトップレベルを体感し、意識が変わったという。
 
 そして公式戦初先発となった今回の秋田商戦で、出色のパフォーマンスを披露した。献身的な敵陣でのチェイシング、積極果敢な局面打開、ゴールへの貪欲な姿勢――。主将の杉岡が「チーム全体のいい刺激になる」と語れば、高も「物怖じしない強さがある。すごいですよ」と称えた。
 

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最終更新:7/28(木) 14:06

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