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「真田丸」吉野太夫役美女の脳内は『ゲームとお酒と…』

Smartザテレビジョン 7/29(金) 5:00配信

大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で、中島亜梨沙演じる吉野太夫が7月17日放送から再登場し、存在感を放っている。最後に登場した5月8日放送では、信繁(堺雅人)に頼まれ、上洛した昌幸(草刈正雄)をもてなしたが、再登場後はその昌幸とただならぬ関係に。以前にも増して妖艶な雰囲気が注目を集めている。

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そんな吉野太夫役・中島亜梨沙を直撃。再登場した吉野太夫が抱える“秘密”や、作中では「隠し通した」という意外な素顔を語ってもらった。

――初登場から、吉野太夫の妖艶さに注目した視聴者も多かったと思いますが、演じる上で意識されたことはありますか?

吉野太夫といえば、江戸時代を生きた2代目が有名ですが、才色兼備で懐の深い女性です。私の演じる初代は史料があまり残っていませんが、やはり皆さん2代目の印象が強いと思うので、そのイメージも引用しながら演じました。また、遊女の一番上の位に上り詰めた人ですから、男性優位の社会を、一人で生き抜いている女性の強さを出そうと心掛けました。

ただ、吉野太夫役と聞いたときは正直、不安な部分もありました。太夫は女性も憧れるような完璧な女性で、私はそういったタイプではなくむしろ“干物”的な部分があるので、うまく隠し通さないと…と思いました(笑)。でも、「真田丸」という話題作に出させていただくことのうれしさが強かったです。

――初登場は小日向文世さん演じる秀吉が遊郭にやって来るシーンでしたが、小日向さんとの共演のご感想はいかがでしたか?

小日向さんは役者としても大先輩ですし、同じ北海道出身ということで、撮影前は「ご一緒できるなんて…」と思っていたのですが、衣装を着てかつらを着けると、吉野太夫らしく秀吉すら手のひらで転がすような気持ちで演じることができました。撮影では、吉野太夫が去った後、小日向さんがカメラに向かって「はぁっ」とうっとりした表情を向けるというお芝居をされていたのが印象的です。どこからカメラを向けられているかを緻密に計算されていて、わずかなアクションで秀吉の性格を表現してしまうのが素晴らしいなと思いました。

――昌幸・信繁親子との共演シーンの印象はいかがでしたか?

昌幸も上洛してきたばかりの田舎の武将ではあるのですが、太夫にとっては、権力者の秀吉も、昌幸や信繁も等しく “お客様”として接しているはずと思って演じました。だからこそ、秀吉の誘いも袖にすることができるし、信繁のように高くない身分の人の頼みを聞いてあげられるのだと思います。

一度、昌幸にお酒を勧められたときに断っていましたが、それも昌幸を田舎者扱いしたのではなくて、“私と一緒にいると(昌幸の)ぼろが出る”という信繁の心配を、表情から読み取ったからだと思うんです。太夫は本当に頭の良い人なので。でも、父親思いの信繁のことを、かわいいなと思う部分はあったのかもしれませんね(笑)。

――第28回からは再登場を果たし、昌幸と大人な関係を見せていますが、7月31日(日)放送では思わぬ展開があります。台本を読まれた感想はいかがでしたか?

再登場した太夫は、ある秘密を抱えているんです。7月31日(日)放送ではそれが明かされるのですが、台本をいただいたときは「え、こうなるの?」と驚きました。ただ、監督からは、「(太夫の抱えた秘密が視聴者に)途中で分からないようにしてほしい」と要望があったので、表立っては見せていません。すべてが明かされた後に巻き戻していただいて、切羽詰まった雰囲気やちょっとした表情に、気付いてもらえたらうれしいです。

再登場は、単純に「また出られる!」という喜びもありましたし、こういった複雑な役なので面白さも感じました。

――この回では、寺島進さん演じる出浦昌相がキーマンになっていますが、寺島さんとはどんなお話をされましたか?

初めて共演させていただいたのですが、「真田丸」を見て寡黙なイメージを持っていたら、「よろしくねー!」と声を掛けていただいて、イメージがいっぺんに変わりました。突き抜けて明るい方で、たくさん構っていただきました(笑)。セッティングの合間にお酒の話になって、「酒師(ききざけし)」の資格を持っていることをお話ししたら、「何飲むの? 旦那と飲むの?」「いえ、まだ結婚してないです!」とか、そんなやりとりをしていました。

――再登場後は、昌幸をとりこにし続けていますが、演じる上で意識されたことはありましたか?

草刈さんは、出演が決まる前から「真田丸」を拝見していて、女心をくすぐられるというか、かっこいいなと思っていたんです。そんな草刈さん演じる昌幸を誘惑するというので、「あの色気に自分が負けてはいけないぞ」と力が入りました。でも、初対面のシーンで昌幸は「一緒に飲みませんか」と太夫に声を掛けていましたし、昌幸の目には止まっていたようなので、その隙を女性の武器と手練手管で突いていこうと思いました。色気は、歯磨き粉の最後くらいきゅーっと絞り出しました(笑)。

――冒頭でもご自身と吉野太夫は「タイプが違う」とおっしゃっていましたが、どういった点でそう思いますか?

先日、(群馬・)沼田市のトークイベントに参加したときに、自分の頭の中を文字で表すという企画があって、そこでも発表したのですが、私の頭の中は“ゲーム” “お酒”“肉”“睡眠”で埋め尽くされているんです(笑)。お休みの日も、家でゲームをしたり本を読んだりしているのが好きなので、ほとんど外に出掛けないです。

――そんなふうには見えませんでした。

話し出すと結構オタクですよ! 声優さんを当てるのが得意だったり、ゲームも「バイオハザード」みたいなホラー系が好きだったり…。(千葉・)幕張メッセの「東京ゲームショウ」も行きますし(笑)。最近は「サイコブレイク」というゲームにハマっています。

――お休みの日は、どのくらいの時間ゲームをされているのですか?

…(外で小鳥が)チュンチュン言うまでですね(笑)。

――ちなみに、前回のインタビューでは、作中の男性キャラクターで豊臣秀次(新納慎也)さんが好きだとおっしゃっていました。あらためてその魅力を教えてください。

きり(長澤まさみ)にいつまでも手を振っているところや、沼田裁定で話をまとめようとしたら江雪斎(山西惇)に怒鳴られてしまうところとか、かわいらしいなと思います。

一方で、亡くなるまでのところは繊細さを感じて、“この時代に生まれてこなかったら”“あの地位がなかったら”と想像してしまいます。寧さん(鈴木京香)をはじめ、愛する人たちを大事にする優しい人なのに、時代に翻弄(ほんろう)されていって、見ていてつらかったです。それでも無理して頑張っている姿は、抱き締めてあげたくなりますね。

――では、好みの男性も秀次のようなタイプですか?

好みは、やはり、ゲームを一緒にやってくれる人がいいですね…(笑)。

※「真田丸」7月31日(日)は夜7時15分ほかから繰り上げて放送。

最終更新:7/29(金) 5:00

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