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「活躍しようと思うな」 長友佑都がオリンピック日本代表に託した金言

BEST TIMES 7/29(金) 18:00配信

リオ五輪に向けブラジルへと旅立ったU-23日本代表。4日にグループリーグ初戦としてナイジェリアと対戦する。ここまで何度もアジア予選で苦杯を舐め、世界大会でプレーすることが叶わなかった世代の集大成に、キャプテン遠藤航が胸に刻む「先輩」たちからの言葉。

■ひそかに目指していたロンドン五輪

 4年前。僕は、ロンドンの地で躍動する日本代表の選手たちのプレーをテレビ越しに、羨望の眼差しで眺めていました。

 ユーロ、ワールドカップを制したスペイン代表を撃破した大津祐樹選手のコーナーキックからのダイレクトシュート。快速を飛ばして一気に得点を決める(永井)謙佑君のプレー……次々と強豪を打ち破っていくチームに思わず「すげえ…」と感嘆の声を漏らしていた記憶があります。そして、「ここで自分がプレーしていたらどんなプレーができていただろう」と未だ見ぬオリンピックの舞台に思いを馳せていました。

 このとき19歳。実は僕はこのロンドン・オリンピックに「選ばれて出場したい」という想いがありました。所属する湘南ベルマーレは、このロンドン・オリンピックを目指す日本代表チームと練習試合で対戦する機会があったため、その思いはずっと心の中にあったのです。残念ながら選ばれることはなかったのですが、多くの選手とピッチで戦った経験があったことも手伝って、もっともオリンピックを身近に感じることができたのが、このロンドン大会でした。

 この大会で印象深いのはメキシコ戦です。

 躍進を続けるチームに、日本中が「メダルを獲れるのではないか」と盛り上がっているなか、僕も「メキシコに勝てるんじゃないか」という期待を持って試合を観ていました。前半すぐに、大津さんのゴールで先制し、そのムードは俄然盛り上がりましたが、その後追いつかれ、後半には2失点。

「メキシコ強い……」

 勢いに乗り、しかも先制までした日本代表チームに対し、メキシコは慌てることなく試合内容でも圧倒していました。そのままメキシコは優勝を果たしたのですが、とてもセンセーショナルな試合で、記憶に残っています。 

 あれから4年が経ち、今度は僕がその舞台への挑戦権を手に入れました。

 今は、大会への気持ちも昂ぶってきていますが、一方で「活躍しようと思いすぎない」と自分を戒めてもいます。

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最終更新:7/29(金) 18:00

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