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ジョコビッチ、リオ五輪へ意欲 懸念されるジカ熱にも不安の色見せず

THE ANSWER 7/29(金) 0:45配信

「私の決断はオリンピックへ出場するということ」

 男子テニスの絶対王者として君臨するノバク・ジョコビッチは現地時間27日、ATPツアーのロジャーズ・カップ2回戦に登場し、ジル・ミュラーを下して3回戦進出を果たした。今季の全豪と全仏を制した世界ランク1位のジョコビッチは来月の五輪に向けてのモチベーションも高く、現地で懸念されるジカ熱についても「安全だ」と考えているようだ。

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 この日が大会初戦となったジョコビッチはG・ミュラーと対戦。33歳のベテラン、ミュラーの抵抗にあったものの第1セットを7-5、第2セットは7-6のタイブレークとなりながらも7-3と勝負強さを見せ、ストレートで3回戦へと駒を進めた。

 今年5月の全仏オープンで四大大会4連勝、そしてキャリアにおけるグランドスラム全制覇を成し遂げるなど、ここ近年のジョコビッチの強さは際立っている。そんな世界ナンバーワンプレーヤーはリオ五輪でも金メダルを目指している。米放送局「FOX SPORTS」はジョコビッチのコメントを以下のように紹介している。

「より多くの情報を手に入れてきた上で、私の決断はオリンピックへ出場するということだ。私が得た情報によると、現在は伝えられているほど危険ではないようだからね」

辞退選手も出る中、「私にとっては十分に安全」

 ジョコビッチが「危険」という言葉を使ったのは、ブラジルで猛威を振るっているジカ熱についてだ。今年に入ってブラジル国内でジカ熱患者が爆発的に増加したこともあり、今年のウィンブルドン準優勝者ミロシュ・ラオニッチやトマーシュ・ベルディハらといった強豪が出場を辞退している。

 またテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーも膝のリハビリを理由に欠場を決めた。その中でジョコビッチの判断に注目は集まったが「もちろん、ウィルスに感染してしまう可能性はあるかもしれない。しかしウィルスについての話題や騒ぎは、何か意図的に作られているかもしれないとも思うんだ。私にとっては十分に安全だし、大会に臨むつもりだよ」と意に介さず、出場を明言した。

 4年前のロンドン五輪では準決勝で地元イギリスのアンディ・マレーに、また、3位決定戦でもフアン・マルティン・デル・ポトロに連敗してメダルを逃す屈辱を味わった。グランドスラムに加えて4年越しの五輪金メダルを手にすれば、ジョコビッチは名実ともに最強の座を手に入れる。意欲十分の世界ナンバーワンプレーヤーは、五輪でも錦織圭にとって最強のライバルとなりそうだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/29(金) 0:52

THE ANSWER

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