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ポルシェ 718 ケイマンを試乗──サーキットでも一般道でもゴキゲンそのもの!

GQ JAPAN 7/29(金) 22:01配信

ボクスターに続き、いよいよケイマンも自然吸気6気筒ユニットにお別れを告げるときがやってきた。ターボ付き4気筒ユニットをミドに搭載し、名称も新たにポルシェ 718 ケイマンとした新型。果たしてその出来栄えやいかに。

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ボクスターに続き、ミッドシップの基本骨格をシェアするケイマンにも、大幅なリファインの手が加えられた。

最新ボクスター同様、“718”の名称が与えられたことからも明らかなように、変更メニューの中で最も注目に値するのは、2人分のシート背後に搭載される水平対向エンジンが、従来の自然吸気6気筒ユニットからターボ付きの4気筒ユニットへと改められたことだ。

そして僅かではあるが、これまで常にボクスターシリーズを上回る最高出力値を誇ってきたケイマン用ユニットが、今回の718 ボクスターと718 ケイマンでは、その出力スペックが完全に同一になった。これを根拠として、これまではボクスターよりも高かったケイマンのプライスタグが、今度は「ボクスターよりも下」という位置づけに変更された点も、今回のニュースのひとつである。

なるほど、兄貴分である911をはじめ、他ブランドの作品でもシリーズ内にクーペとオープンの両ボディを揃える場合、前者の方が安価で後者は割高というのが、世の常識というもの。

一方で、「走りのパフォーマンスが高いのだから、より高価なのは当然」という、ちょっと理不尽なポルシェのセールストークに服従(?)を強いられて来たこれまでのケイマンオーナーにとっては、今回の突然の”趣旨変更”は、ちょっとばかり納得し辛い事柄かも知れない。

エンジン換装と共に、見た目やシャシーチューニングなども行われた718 ケイマンの変更内容は、基本的にはいずれも718 ボクスターが先んじて行ったものと同様だ。ライトのグラフィックや前後バンパーのデザイン変更などは、ポルシェ車に限らずいわゆるマイナーチェンジでの定番的メニュー。

車名ロゴが配されたリアスポイラー下部の黒い“アクセントストリップ”は、ボクスター共々718シリーズとなってからの、リアビューの新しい特徴点。ちなみに、そんなリアビューでタイヤのサイドウォールとフェンダーフレア部分とのツライチ感が強まって感じられるのは、タイヤサイズは不変ながらもホイール幅が0.5インチ分ワイド化をされているからだ。

インテリアではまず、昨今デビューのポルシェ車が例外なく用いる「918スパイダー用アイテムがモチーフ」という、新デザインのステアリングホイールの採用が目立つ。従来は、センターコンソール上にレイアウトされていた走行モード切り替えスイッチを、このステアリングホイール上のダイヤルへと置き換えたのは、視線を落とさず操作出来る点で安全性の向上にも寄与する。

安全性といえば、アダプティブ クルーズコントロールや、レーンデパーチャー ワーニングなどのオプション設定も、718シリーズでのポイント。これまで、“汎用ナビ”を取り付けるに甘んじていた日本仕様でも、ようやく本社開発のテレマティクスシステムである「PCM」が装着されるようになったのも、もちろん見逃せない。

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最終更新:7/29(金) 22:01

GQ JAPAN

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