ここから本文です

移籍金が高騰し続けるサッカー界の現状にドルトムント監督が苦言 「クレイジー、制御不能だ」

Football ZONE web 7/29(金) 16:45配信

異常な“インフレ状態”にある移籍市場に、トゥヘル監督が警鐘を鳴らす

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、選手の移籍金が異常なまでに高騰し続けるサッカー界の現状に、「観客とのつながりが失われている」と警鐘を鳴らしたと、ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が報じている。

英メディアが世界最強の「左利き」と「右利き」のベストイレブンを選出!

 アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが歴代3位となる移籍金9000万ユーロ(約105億円)でナポリからユベントスへ移籍したのを筆頭に、今夏もサッカー界では様々なビッグディールが成立している。そのユベントスからは、歴代最高記録となる1億1200万ポンド(約154億円)でフランス代表MFポール・ポグバがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍間近と報じられるなど、その勢いはとどまるところを知らない。中国クラブによる“爆買い”の流れも継続している。

 そうしたなかでトゥヘル監督は、異常なまでのインフレ状態にある移籍市場を「狂っている」と一刀両断。サッカー界のバランスが崩れかけていると警告を発した。

「我々の周りにはあまりに多くのお金が…」

「マーケットはクレイジーだ。(選手の)値段はもはや制御不能だ。観客とのつながりは失われた。我々は彼らを失ってはいけないと気づく必要がある。自分たちのエゴのためにプレーしているのではなく、彼らのためにプレーしているんだ。我々の周りには、あまりに多くのお金で溢れている」

 ドルトムントは今季18シーズン連続でリーグトップの観客動員数を記録。本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクは観客動員率99.88%という圧倒的な集客率を誇っている。熱烈なサポーターに支えられるドルトムントだからこそ、指揮官はクラブにとっての目先の利益だけでなく、サポーターを大切にすべきと見解を示していた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/29(金) 16:45

Football ZONE web