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期待超える業績発表のアマゾン、ベゾスCEOは世界3位の富豪に?

Forbes JAPAN 7/29(金) 14:45配信

米アマゾン・ドット・コムは「ロングゲーム」のために利益追求を後回しにすることで悪名高い。だが、ここ何四半期かにおいては、投資家たちに見返りを提供してきた。



そのアマゾンは7月28日、投資家らの期待を裏切らない今年第2四半期の業績を発表。ジェフ・ベゾスCEO(52)の保有資産は今週、フォーブスの世界長者番付で第3位の米著名投資家、ウォーレン・バフェットを追い抜いたとみられている。

フォーブスが随時更新している番付の「リアルタイム・ウェルス・トラッカー」によると、ベゾスの資産は28日の時点で、653億ドル(約6兆8,140億円)と推計されている。一方のバフェットの保有資産は、およそ649億ドルだ。

好調を支えるインド事業

アマゾンが先ごろ実施した2度目の「プライムデー特選セール」の売上高は、28日に発表された同期の決算には影響を与えていない。だが、同社はその好調ぶりを大げさなほどに宣伝している。売上高など、具体的な数字はまだ公表されていないものの、世界全体での売上高は前年比60%増を記録したとみられている。

同社はこの他、インドでのアマゾンウェブサービス(AWS)事業にも乗り出しており、6月には同事業への30億ドル(約3,130億円)の追加投資を発表。さらに今週に入り、会員向けプログラム「プライム」を同市場でも展開する計画であることを明らかにしている。

ベゾスCEOは決算発表に伴い、事前に用意した声明でこれらについて、「アマゾンにとってここ数か月は、世界のどこでも忙しい期間だった。だが、特にインドでは忙しかった」と述べている。

予想を大幅に超えた第2四半期の業績

アマゾンの今年第2四半期(4~6月期)の純利益は8億5,700万ドル(約894億2,900万円)で、前年同期から約9,200万ドル増えた。1株利益は0.19ドル多い1.78ドル。アナリストらは1株利益を1.11ドル程度と予想していたが、これをはるかに上回る結果となった。

売上高も大幅に増加。31%増のおよそ304億ドルだった。今年第3四半期の売上高は、310億~335億ドルを予想している。

また、同社のAWS事業は同期も猛烈な勢いで成長を続けた。同事業部門の売上高は前年同期比58%増の28億6,000万ドル。アマゾンは通期の売上高を100億ドルと見込んでいたが、この調子が続けばそれも大きく上回ることになりそうだ。AWSの営業利益は、前期の3億500万ドルから7億1,800万ドルへと大幅に増加している。

Lauren Gensler

最終更新:7/29(金) 14:45

Forbes JAPAN

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